マイクロソフトは7月25日、外来語カタカナ用語末尾の長音表記について、1991年6月28日の内閣告示第二号をベースにしたルールに原則準拠することを発表した。変更は、今後発売される新製品(現行製品の場合は次期バージョン)やサービスから順次行われ、近いものでは8月中に予定されている「Internet Explorer8 Beta2」より実装される。なお、すでに発売されている製品についてはそのままで、Windows Updateやサービスパック(SP)の適用などによる更新は行われない。

 25日行われた記者説明会では、マイクロソフト最高技術責任者の加治佐俊一氏による説明と、東京学芸大学教育学部教授でテクニカルコミュニケーター協会(TC協会)会長の岸学氏による、表記統一への取り組みの説明が行われた。

マイクロソフト最高技術責任者の加治佐俊一氏。この問題は開発グループなどで以前から問題視しており、2003年ごろより具体的に検討してきたという(画像クリックで拡大)

東京学芸大学教育学部教授で、テクニカルコミュニケーター協会会長の岸学氏。今回のマイクロソフトの取り組みについて「ユーザー視点で分かりやすい表記にすることが目的であり、業界に影響力の大きいマイクロソフトの方針変更を歓迎したい」と述べた(画像クリックで拡大)