充電用の端子を廃した無接点充電方式を採用する、三洋電機の「Wiiリモコン専用無接点充電セット」。Wiiリモコンジャケットを装着したままでも充電が行えるのが最大のポイントだ(画像クリックで拡大)

 据え置き型の家庭用ゲーム機としては圧倒的な人気を誇る任天堂の「Wii」は、ワイヤレス式のスティック型コントローラー「Wiiリモコン」を利用して操作を行うのが特徴だ。

 このWiiリモコンは、スピーカーとバイブレーターを内蔵しており、リモコンから効果音を出したり、衝撃を受けたような振動を発生できる。そのように多機能なだけに、電池の寿命は連続プレイ時で約30時間と、意外と消耗は早い。

 使用する電池は単3形アルカリ乾電池2本で、裏ぶたを外せば交換できる。ただし、衝撃を和らげるためのWiiリモコンジャケットを装着した状態だと、それを外す必要があるなど、意外と面倒くさい。また、ゲームをよく遊ぶ人は月に2〜3回は電池交換しなければならず、お財布にも環境にも優しくない。

 そこで注目したいのが、三洋電機が2008年7月24日に発表した「Wiiリモコン専用無接点充電セット」。これは、同社の充電池「エネループ(eneloop)」を使用したWiiリモコン用充電池+充電器のセットで、充電池をWiiリモコンの裏ぶたと交換する形で装着するものだ。

 この手の周辺機器は、すでに別のメーカーから登場しているが、この製品のポイントは「充電台にWiiリモコンを置くだけで充電できる」点にある。これは、充電用の端子を持たない無接点充電方式を採用したことにより実現したもの。これにより、Wiiリモコンジャケットを装着したままでも充電を行うことが可能になったのだ。

付属の専用充電池。裏ぶたと充電池が一体化しており、純正の裏ぶたと乾電池を外して交換するだけで装着は完了する(画像クリックで拡大)

無接点充電方式を採用した専用充電器。Wii本体やWiiリモコンに合わせたカラーリングで、とてもシンプルだ(画像クリックで拡大)

 無接点充電方式なので、Wiiリモコンが汗で濡れていたとしてもショートなどのトラブルが発生せずに済む。また、もしクリップやコインなどの金属が充電台に混入したとしても、異常検知機能が働いて充電を自動停止させる機能も持つ。

 充電時間は約220分で、フル充電の状態では約6.5時間のプレイが可能。

 希望小売価格はオープンで、予想実売価格は5500円前後。なお、各パーツは単品でも発売され、充電器(予想実売価格は2500円前後)、電池パック(予想実売価格は2500円前後)、ACアダプター(予想実売価格は980円前後)が用意される。

(文/磯 修=日経トレンディネット)