相撲の股割りがヒント

 股関節、骨盤周辺のストレッチがラクにできるというフレックスクッションは、相撲の股割をヒントに開発されている。それは、このクッションを開発した坂田氏自身の体験に基づく。高校時代はアメフト選手だった坂田氏は、立教大学に入学すると相撲部へ入部。そこで初めて体験した股割りは、体が硬かった坂田氏にとって苦痛だった。だが、ある日、股割りの苦痛から解放される方法を発見する。「俵の上に尻を載せると、土俵に直接尻をついて股割りするよりも楽に開脚前屈できたんです」。

 筆者自身がそうだからよく分かるが、体が硬い人は床に座り前屈しようとしても上体が後頃して思うように前屈できない。それが、少し高い所に尻を載せることで上体の前傾を補助、背筋を伸ばして前屈しやすくなるという理屈だ。スタイル抜群の某有名女優が、フジテレビの『僕らの時間』という番組内で、「相撲の股割りクッションを通販で買って、前屈できるようになった」と発言しているが、これがまさにフレックスクッションのことだ。ちなみに傾斜の付いた形状のフレックスクッションの、低い方が土俵の俵と同じ高さに設計されているそうだ。

身体が硬い人は座って前屈しようとしても上体が後頃してうまくできない。ところがフレックスクッションを使うと、尻の高さを上げることで骨盤を立たせて脚を広く開けるようにする(画像クリックで拡大)

クッションに尻を載せると太腿裏のストレッチ効果が高まる(画像クリックで拡大)