世界中から集めた傑作CMをオールナイトで上映する「世界のCMフェスティバル」が、今年で10周年を迎える。

 1999年に福岡でスタートして以来、開催地を増やしながら、知名度を上げてきた。昨年は21都市で開催し、ほとんどの会場で立ち見が出た。一般の観客のほかに大手広告代理店の関係者も多く足を運んでいた。

10周年の特別イベントとして開催される「世界のCMフェスティバル 10th Anniversary~真夏のミッドナイトカーニバル!~」。7月26日に新宿歌舞伎町の新宿ミラノ1で行われる(画像クリックで拡大)

 10周年を迎える今年は、「真夏のミッドナイトカーニバル」と題し、7月26日に新宿歌舞伎町の新宿ミラノ1で特別イベントを展開する。これまで「世界のCMフェスティバル」の東京開催は何度もあったが、冬場(昨年は11月23、24日)のイベントが多く、真夏に開催されるのは今回が初めてとなる。スタートは22時半で翌朝5時まで休憩を挟みながら上映される。

 特別イベントでは、パリ在住の世界的なCMコレクターのジャンマリー・ブルシコ氏が所蔵する60万本ものコレクションの中から、選りすぐりのCMが500本上映される。CMはさまざまなテーマに分かれており、「歴代の懐かしCM」はもちろんのこと、反広告をうたった「アド・バスターCM」、東京では見られない「地方のCM」、北京オリンピックを意識した「スポーツCM」などが予定されている。そのほかにも、初公開となるCMや動物を扱ったCMなど充実した内容となっている。

UNDP(国連開発計画)のCMに出演するジネディーヌ・ジダンとロナウド(画像クリックで拡大)

イタリア車「ランチア」のCMに出演するカーラ・ブルーニ。仏のサルコジ大統領夫人となった話題のスーパーモデルだ(画像クリックで拡大)

 ブルシコ氏が30年以上かけて収集したCMの一部が見られる貴重なイベント。寝苦しい真夏の夜に映画館でユニークなCMとお酒を楽しみながら、一夜を過ごすのも贅沢ではないだろうか。

(文/永田哲也=日経トレンディネット)

去年のイベントの模様 →

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