NTTドコモ
シャープ製

FOMA SH906i


実売価格:5万4600円(新規・バリュープラン一括)

発売日:2008年6月3日

 NTTドコモの2008年夏モデルとして発表された906iシリーズの中でも、前モデル905iシリーズから大きく機能の向上が見られたモデルのひとつがシャープ製「SH906i」だ。国内のメーカーシェアでトップを走るシャープなだけに、これまでも総合的な使いやすさには定評があったが、SH906iでは、スマートフォンを中心にトレンドとなっているタッチパネルに対応。さらに、ドコモでは主にパナソニック製モデルに搭載されてきたBluetoothにも対応するなど注目を集めている。そんな、より多機能になったハイエンドケータイであるSH906についてレビューしていこう。

見た目は非常にスタンダードな回転2軸ヒンジ搭載折りたたみケータイ

 スタイルとしては、回転2軸ヒンジを搭載した折りたたみ型となっており、ボディーカラーもBlue、White、Pink、Blackとスタンダードなものとなっている。全体的なデザインは、「非常に一般的な携帯電話」という印象で、特に強烈にアピールはしないが、逆に好き嫌いや飽きが来ないのではないかと思われる。

 サブディスプレイはなくメインディスプレイとして、3.0インチでフルワイドVGA(480×864ドット)の最大1677万7216色表示が可能なNEWモバイルASV液晶を搭載。のぞき見防止機能も新ベールビューになり、左右だけでなく、上下からののぞき見も阻止できるようになっている。さらに、ヒンジを回転させて、メインディスプレイを表にして閉じると、ほぼ画面だけのフルフラットデザインとなる。

SH906iの閉じた写真。背面ディスプレイはないが、メール受信などを通知するLEDランプが4つ搭載されており、さまざまな色や光り方に設定可能だ(画像クリックで拡大)

裏面に5.2メガピクセルカメラとカメラ用ライト、赤外線端子、FeliCaアンテナ、バッテリが搭載されている。充電池は3.7Vで800mAhの「SH17」(画像クリックで拡大)

右側面にカメラ/プッシュトークボタンやワンセグ用アンテナ、外部スピーカーが配置。左側面にストラップ穴や外部接続端子、充電用接点、microSDカードスロット、もうひとつの外部スピーカーが配置されている。スピーカーはステレオ対応(画像クリックで拡大)

先端やヒンジ部には別売りの充電台用の止めしかない。ヒンジは回転2軸タイプで、逆ヒンジと呼ばれるダイヤルキー側に搭載されているタイプとなる(画像クリックで拡大)

 背面部分は表面にクリア素材で覆われており、色がはげたりしにくそうだ。また、中の素材表面に模様が刻まれており、細かな演出がなされている。着信ランプも背面の両側面にそれぞれ2個ずつ搭載されていて、色や光り方が細かく設定できる。

 サイズが112×49×18.6mm、重さが約135gと、ハイスペックモデルとしてはそれほど大きくないが、幅や厚みがない分、特に折りたたみを開いたときに長く感じた。とはいえ、ダイヤルキーなどが間延びしすぎて押しにくいといったこともなく、持ったときの重量バランスも悪くはないので、それほど問題はないだろう。

左右だけでなく上下からの覗き込みも防止できるように強化された新ベールビューを搭載。待受画面以外でダイヤルキー面にあるカメラボタンの長押しでオン/オフが行える。また、覗き込み防止の柄もドコモダケや肉球など8種類から選択可能(画像クリックで拡大)

キーボードライトは各ボディカラーとも白色LED。ダイヤルキーは非常になだらかな波型形状で、キートップが少しだけ凸になっている(画像クリックで拡大)