MSI

Wind Notebook U100

実売価格:2008年7月1日

発売日:5万9800円
このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・ミニノートの中では最大クラスの10型ワイド液晶
・大きくて入力しやすいキーボード
・Atom搭載でWindows XPが軽快に動作
・5万9800円で買える安さ
・日本ヒューレット・パッカード HP 2133 Mini-Note PC
・工人舎 KOHJINSHA SCシリーズ
・松下電器産業 Let'snote R7

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「Wind Notebook U100」(以下、U100)は、インテルの小型機器向けCPU「Atom」を搭載し、6万円を切る低価格を実現したミニノートだ。最近、こうした小型で低価格のミニノートが話題になっている。6月末に発売された日本ヒューレット・パッカードの「HP 2133 Mini-Note PC」(以下、HP 2133。詳細記事)が、大手量販店で一時販売停止になるほど注文が殺到したのが記憶に新しい。

 今回は、HP 2133と比較しながらU100をチェックしていきたい。なお、試作機を使ってのテストなので、製品版と一部異なる可能性があることを最初にお断りしておく。

「ネットブック」「ネットトップ」「MID」「UMPC」とは?

 U100をチェックする前に、最近よく耳にする「ネットブック」「ネットトップ」「MID」がどのようなものかを整理しよう。

 いずれもインテルが提唱するもので、ネットブックは10型クラスの液晶ディスプレイを搭載する安価な小型ノートパソコン、ネットブックはそのデスクトップパソコン版、MIDはネットブックよりも小型でポケットサイズだが、インターネットをフルに利用できる(フルブラウザーが動作する)携帯端末となっている。OSはLinux、Windows XPを想定し、CPUには同社のAtomを用いる。

 このほか「UMPC」(Ultra-Mobile PC)というのもあるが、これはマイクロソフトが提唱するものでWindowsを利用できる小型パソコンのことだ。「ULCPC」(Ultra Low-Cost Personal Computer」という言葉もよく耳にするが、これは低性能のCPUと低解像度の液晶を備えた安価な小型パソコンという意味で、ミニノートの代名詞とも言えるASUSの「Eee PC」などを指す。

 いずれも厳密に定義された呼び名ではなく、特にネットブックとMIDとUMPCは混同して用いられることも多い。ここでは便宜上、安価な小型ノートをまとめてミニノートと呼んでおくことにする。