“0℃以下のビール”の飲み心地とは!?
実際に飲んでみると、確かに冷たい。よく、「キンキンに冷えたビール」という表現をするが、こういう事かと思った。ただ、0℃以下まで冷やしているためか、ハイネケン独特の香りは多少弱くなった印象だ。
しかし、それ以上に喉越しが爽快だ。冷やしたおかげで苦味もほとんど感じられず、ビールのフルーティーな心地よさが強調される。味わいが濃いハイネケンだから、この温度でもしっかりと味わって飲めるのかもしれない。ビールが苦手な人もすんなり飲めそうだ。「苦味が少ないということで、女性や若い人に評判が良いです」と大矢氏。泡は少し固い感じで、泡立ちも控えめ。温度が上がるとせっかくの飲み心地が味わえなくなるため、早めに飲むことをおすすめしたい。
このエクストラ・コールドは、従来のハイネケンと同じビールを使っている。ただ飲み比べてみると、かなり味わいが違う。口当たりと喉越しならエクストラ・コールド、香りとコクなら従来のハイネケン、という感じだろうか。「最初の1〜2杯はエクストラ・コールドで飲み心地を楽しみ、その後は通常の生ビールでじっくり味わう、という感じで使い分けていただければと思っています」(大矢氏)。考えてみると、確かに生ビールは1種類という店は多い。選択肢があることでビールの楽しみ方が広がる。
エクストラ・コールドが飲めるのは、現在、東京、名古屋、大阪など計9店舗(2008年6月30日現在、詳細はこちら)。年内に50店舗に拡大する予定だ。どこででも気軽に飲めるというわけにはいかないのが残念なところ。「エクストラ・コールドを飲むために店を選んでもらえるような、そんな商品に育てばと思っています」(大矢氏)。わざわざ、これを飲むために行く店を決めるというのも、この夏の選択肢としてアリかもしれない。
(文/納富廉邦)

















