8月8日の北京オリンピック開幕まで、2カ月をきった。男子バレーボールや水泳など、さまざまな競技が盛り上がりをみせるなか、ぜひ注目してほしいのが卓球だ。世界選手権4大会連続3位の実力を存分に発揮すれば、団体戦のメダル獲得も夢ではない。なかでも福原愛選手。歴代最年少で選手団の旗手を務める彼女の活躍に期待が膨らむ。

 そこで今回は、TVで応援するだけではなく、自らも卓球をしたい人に気軽に卓球を楽しめるお店を紹介する。それがコンビニの奥に卓球場がある「ファミタク」と、バーでありながら卓球台がある「中目卓球ラウンジ」だ。体育館ではなく、卓球ができるとはどんなスタイルのお店なのか実際にその2軒に行ってみた。

コンビニ併設の24時間卓球施設、ファミタク

 「ファミタク」は2005年にオープン。ファミリーマート神保町店の奥に併設されている卓球場だ。なぜコンビニに卓球場なのか? この店舗がある敷地には以前ファミリーレストランが立っていたため、面積が約100坪以上とコンビニだけで営業するには広すぎた。そこでオーナーが卓球場を併設することを思いつき、ファミリーマートの本部にかけ合った。その結果、このオーナーが他にも経営店舗を持っていたので、特別に許可されオープンに至ったという。オーナーの息子でありファミタクマネージャーである垣内康三朗氏は、小学4年の時に卓球を始め、今も競技者として試合にも出場する現役。その康三朗氏によれば「体育館では閉館が早く、会社帰りに卓球を楽しめない。だから24時間いつでもできる卓球場を作りたいと考えた」のだという。

 ファミタクには5つの卓球台があり、体育館仕様の弾力性に優れた床材を使用するなど、本格的な練習にも対応する。広さは約50坪。卓球台使用料は、何人で利用しても1台30分700円。ラケットとボールは無料で貸し出しをしている。ただファミタクは土足厳禁なので、入り口でスリッパに履き替えて打つか、シューズを履きたい人は内履きを用意する必要がある(靴の貸し出しはない)。

 客層はウェアに着替えて本格的な練習にうちこむ人から、買い物帰りにふらりと立ち寄った人、休日に子供連れで楽しむ人までさまざまだ。取材時には「卓球をしにくるのは、ボーリングに行く感覚に近い」というカップルもいた。あるいは「飲んだ後の2次会でカラオケがわりに卓球をする」とは休日出勤の帰りに来ていた男性5人のグループの弁。

 ほかには始発待ちで卓球をする人もいるのだそう。またウェアを着用して本格的に練習に打ち込む、週2ペースで通う4、50代の4人組にも出会ったが、さすがに彼らの球には迫力があった。

ファミタク外観(画像クリックで拡大)

初心者や女子向きのラージボール(画像クリックで拡大)