2004年7月6日にNTTドコモからP506iCが登場し、ICカード機能を搭載した携帯電話が発売されてから5年目を迎えようとしている。その後au、ソフトバンク各社もサービス対応端末を発売し、ICカード単体での普及もあって、対応するサービスは年々増加している。

 5月29日に矢野総合研究所が発表した調査結果によると、おサイフケータイ対応端末の契約者数は2008年3月時点で推定4500万契約。携帯電話契約者の約44%が対応機種を所有している計算になる。

 一方で、おサイフケータイ機能の利用者が多いかといえば、まだ一部に限られるように思える。例えば広く普及しているクーポンサービスでは、アプリケーションを使うものよりも、サイト上の画面やメールマガジンを店頭で提示することで割引を受けるタイプが主流だ。実際、レンタル大手のTSUTAYAやドトールコーヒーなど、サイトの画面を提示する形のクーポンサービスを提供している会社は多い。