EOS Kissシリーズの低価格モデルとして登場した「EOS Kiss F」。EOS Kiss X2と比べてスペックを若干抑えることにより、大幅な低価格化を果たした(画像クリックで拡大)

 キヤノンは2008年6月10日、デジタル一眼レフカメラの新製品として「EOS Kiss F」(以下、Kiss F)を発表した。同社は、2008年3月に「EOS Kiss X2」(以下、Kiss X2)を発売したばかりということもあって、Kiss FとKiss X2でどのような違いがあるのかが気になるところだろう。

 そこで、両機種の違いを写真で比較するとともに、Kiss Fで撮影した実写画像をいち早く紹介しよう。

 なお、Kiss Fはボディー単体モデルとレンズキットモデルが用意され、実売価格は前者が7万円前後、後者が8万円前後となっている(レンズ2本付属のダブルズームキットは用意されない)。発売は、いずれも6月下旬となっている。

ボディーは、Kiss X2ともKiss Digital Xとも異なる

 Kiss Fは「Kiss X2をベースに、単に液晶モニターや撮像素子などを変えただけ」だと思われがちだが、2台のボディーを見比べると細かな相違点がとても多いのに驚かされる。実際は、Kiss X2とともにゼロから開発を行った別モデルと考えてよさそうだ。

上が新たに登場したEOS Kiss Fで、下がEOS Kiss X2。一見すると同じデザインに見えるが、細部を見比べるとかなりの違いがある。EOS Kiss X2よりも、EOS Kiss Digital Xに近いイメージだ。グリップ部はシボが省かれ、ツルンとした仕上げになっている(画像クリックで拡大)

背面を比較してみた。EOS Kiss X2(下)は、大きな3型液晶モニターやファインダー下のアイセンサーが目を引く。ボタン類の配置はほとんど同じだが、EOS Kiss Fは各ボタンがひと回り大きいうえ、ボタン表記も大きいので、初心者ユーザーにはありがたい(画像クリックで拡大)