「MSNマガジンサーチ」は、MSNのトップページから「調べる」カテゴリーにある「雑誌」をクリックするとアクセスできる。キーワード、誌名、発行時期を指定しての検索が可能。検索キーワードや付せんのランキングも表示される(画像クリックで拡大)

 マイクロソフトが運営するポータルサイト「MSN」は、人気雑誌のバックナンバーを雑誌と同じレイアウトで閲覧したり、記事内容の全文検索などができる「MSNマガジンサーチ」を開始した。利用は無料。

 広告記事など一部の記事を除く、ほぼすべての記事と写真を閲覧できる。また「付せん」機能があり、気に入ったページに「グルメ」「ビューティ」などカテゴリー別のメモ入り付せんを付け、後ですぐに閲覧や整理ができる。Webブラウザーを使うため、ビューワーなど別のソフトをインストールする必要はない。

 開始時点ではマガジンハウスの「Tarzan」「Hanako」のバックナンバー計24号分を閲覧できる。このほか6月上旬には「クロワッサン」が閲覧可能になる予定。今後は各誌の次号が出て権利関係をクリアしてからバックナンバーを追加していく予定。マガジンハウス以外の企業の雑誌の追加については協議中とのこと。

サービス開始時点で昨年10月発売号以降の号(「Tarzan」は498号~508号、「Hanako」は909号~922号)が閲覧可能。バックナンバーは今後発売分のものを追加していく予定で、現在閲覧可能なもの以前の号を追加する予定はないとのこと(画像クリックで拡大)

雑誌は、このように実際の誌面と同じレイアウトで、ほぼすべての記事や写真を見ることができる。ページをめくる時も紙をめくるようなアクションがある(画像クリックで拡大)

表示サイズは固定。画面下のボタンで検索、ページ移動、付せんの貼り付け、拡大(一段階のみ)、メールで知らせたりブックマークする機能を利用できる。画面左には目次や付せんリストを表示できる(画像クリックで拡大)

記事内容の全文検索では、記事や見出しのほかキャプションまで含めて検索できる(画像クリックで拡大)

誌面が読みにくい場合は拡大できる。拡大は一段階のみ。付せんをつけた雑誌は「マイ付せん」に登録され、雑誌やカテゴリー別に整理できる(画像クリックで拡大)

 5月29日に行われた記者説明会では、マガジンハウス 執行役員 久我英二氏が「雑誌はブランドであり、そのブランド力を高めて新しい読者を獲得するための取り組み。MSNとは、お互いを伸ばしていこうというパートナーであり、こちらはネットのスピード感を学んでいる。今後大きく育てていきたい」と、今回のMSNへのコンテンツの提供理由について説明した。

マガジンハウス 営業局局長 兼 ウェブ戦略室室長 執行役員 久我英二氏。デジタル化のメリットとして検索や付せん機能だけでなく、「雑誌はバックナンバーが売り切れてしまうとそれきりだが、Webではそうした限界がなく、いつでも自由に閲覧できる」ことをあげた(画像クリックで拡大)

(文/湯浅英夫)