アップルストア銀座店で2008年5月27日、日経エンタテインメント!「オーディオブック大賞」の受賞作品制作発表会が行われた。監督と脚本を務める福田雄一氏と、声優を務める青木さやかさん、お笑いコンビ、ザブングルの松尾陽介さんが意気込みなどを語った。
オーディオブックとは、音楽以外の音のコンテンツの総称で、小説の朗読や語学教材、ラジオドラマ風のコメディなど、その種類は多岐にわたる。市場規模は全世界で10億ドル(約1220億円)、日本でもアップルの音楽配信サービス「iTunes Store」の普及により注目を集めている。
オーディオブック大賞は、エンタテインメント性の高いコンテンツをiTunes Store上で全世界に配信しようという取り組み。「忘れられない」をテーマに日経エンタテインメント!誌等で作品を募った。グランプリと準グランプリの5作品(詳しくはこちら)を福田氏がオーディオブック化し、7月下旬にiTunes Storeで配信する。
福田氏は「オーディオブックは、制作にお金がかからない。どんなシーンでもやろうと思えばやれる。今回は身近なテーマだが、宇宙戦争だってできると思う。映像とは違った面白さがあると考え、今回、監督と脚本を引き受けた。キャストも希望通りの人が参加してくれたので、面白い作品が作れるよう頑張りたい」と挨拶した。
青木さんは「声優の経験はありますが、まったく新しい試みだと思います。応募してくれた人の忘れられない話を壊さないように、監督のチャレンジ精神に応えたい」と意欲を見せた。青木さんは福田氏の作品に出演経験があり、息の合った掛け合いで、会場を盛り上げた。福田氏は「お笑い芸人なのに、小さいことを気にする普通の女性だから。いろいろな役ができる」と、青木さんを起用した理由を説明。
松尾さんは「青木と絶妙な掛け合いができて、声がカッコイイ人」(福田氏)という理由で起用。「お笑い以外の仕事がほとんど初めて。勉強しながら、ネタとは違った一面を出したい」(松尾さん)と笑いなしの真面目な表情で語った。松尾さんの挨拶が終わると、相方の加藤歩さんが花束を持って登場。得意の顔芸と肉体芸を披露するも、福田氏が「オーディオブックだと顔が見えないから」と、キャスティングから漏れた理由を説明されると、「悔しいです!」と人気のギャグで、会を閉めた。
(文/三浦善弘=nikkei TRENDYnet)











