ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の日本就航60周年を記念して5月21日、東京・銀座三越で歴代ユニフォームのファッションショーが開催された。1940年代からのユニフォームの実物を、ロンドンのBA本社から取り寄せ、都内のフライトアテンダント養成学校「イカロスアカデミー合格講座」に通う生徒11人がモデル役を務めての披露となった。

 最初に登場したのは、スチュワーデスらしさを感じさせる紺の制服。1946年、モーリス・ヘルマンのデザインによるユニフォームは、52年にシャツとタイでは窮屈だとして、襟が開いたブラウスに変更したという。

 うって変わってポップなミニスカート姿が客席をにぎわせる。67年、ニューヨーク・カリブ海間のフライトで使用したペーパードレス。生地に防火性の不織布を使用しており、スチュワーデスは自分のサイズに合わせて制服の丈を切って調整していたというから驚きだ。とは言っても、現代日本の女子高校生のように超ミニ姿にできるわけではなく、残念ながら裾がひざ上3インチよりも高くなってはいけないルールがあった。

 続いて目にも鮮やかな、ターコイズブルーとコーラルピンクのワンピースが登場する。見るからに硬そうな布地が、センターのジッパーラインにいくつものしわを作り独特の表情を生み出している。眼をつぶれば、はるか40年近く前のBOAC(ブリティッシュ・オーバーシーズ・エアウェイズ)の機内。キャビンを行き来する彼女たちが歩くたびに、シャカシャカと服の擦れる音が聞こえてきそうだ。化学繊維のテリレーンと綿のあや織りで、2色からどちらかを選んで夏用として着ていた。個人的には、どちらの色も好みである。

宇宙服のようなターコイズブルーの制服は70年に登場。筆者はスタンリー・キューブリック監督「2001年宇宙の旅」を思い出してしまった(画像クリックで拡大)

こちらはコーラルピンク版。生地が硬そうで着心地がどうなのか心配になる(画像クリックで拡大)

【BPtv動画レポート】
BA歴代ユニフォームのショー
将来のスチュワーデスが着用
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