※この記事は5月20日時点の情報です。
『ホタルノヒカリ』『鹿男あをによし』への出演と、ドラマの顔として定着した綾瀬はるか。今度は、スクリーンへ本格進出している。三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』、今秋公開予定の曽利文彦が監督した映画『ICHI』など、話題作への出演が続いている彼女に、映画について語ってもらった。
綾瀬はるか
1985年3月24日、広島県生まれ。
ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し、2000年にデビュー。04年のドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の亜紀役で脚光を浴び、以降、ドラマや映画で活躍している。昨年はドラマ『ホタルノヒカリ』で初主演を果たしたほか、大ヒットした映画『HERO』などに出演。今年は1月期ドラマ『鹿男あをによし』でヒロイン役を務めた。11月15日公開の矢口史靖監督最新作『ハッピーフライト』にも新人CA役で出演する。4月には最新写真集『float.』が発売された(写真/堂本正令)
楽しかった初めての殺陣
『僕の彼女はサイボーグ』『ザ・マジックアワー』など映画出演が続いているが、次の主演作では「座頭市」に挑戦している。今秋公開予定の映画『ICHI』(曽利文彦監督)で、三味線を背負って放浪する盲目の女旅芸人役。時代劇は以前「太閤記」に出演したことがあるものの、本格的な殺陣がある役は初めて。目が見えない役、しかも殺陣が多い時代劇で、かなりの難役だったはずだが、意外にも本人は、殺陣や刀さばきが楽しかったという。
「監督からは『殺陣のシーンは本格的にかっこよく撮りたいのでがんばってください』と言われ、刀の素振り50本や目を閉じて刀を鞘(さや)に納める“納刀”など『自主トレ』をしました。練習は大変でしたが、敵役の殺陣師の方と合わせるのは、何回やっても楽しかった。特に10人斬りのシーンは見どころだと思います。目をつぶっているので最初は本当に怖かったし、一人狂うとすべてが狂ってしまうのでものすごい緊張感でした。でも、その分終わった後の充実感が気持ちよかった。良い出来になっていると思います」
かつては勝新太郎、近年では、ビートたけしなど、名だたる怪優たちが、演じてきた「座頭市」だけにプレッシャーもあったのではと思うが、本人はあまり気にならなかったという。
「今回の“市”は女性ですし、今までの座頭市とはまったく違う、盲目の女旅芸人=瞽女(ごぜ)さんの物語だと思いました。役のイメージは『はなれ瞽女おりん』(77年 篠田正浩監督)に、近いかもしれません」














