個人向けカーシェアリングサービス「プチレンタ」の新大手町ビル貸し出しステーション。クルマが空いていれば24時間いつでも利用できる。借りられる車種は写真の三菱「アイ」やスズキ「ワゴンR」など軽自動車が中心(画像クリックで拡大)

 一台の自動車を複数の人で所有し、それぞれが使いたいときだけ利用する。そんな「カーシェアリング」サービスが日本でもジワジワと普及しつつある。最近は新築マンションで居住者向けの付加サービスとして導入する例が多いが、誰でも利用できる個人向けサービスも増えている。

 その国内における最大手が、オリックス自動車が展開する個人向けカーシェアリングサービスの「プチレンタ」だ。その仕組みとメリットを解説しながら、カーシェアリング事業の現状を紹介しよう。

 普段はクルマの必要性を感じていなくても、ちょっとしたときに使いたくなることがある。子どもが通う塾への送迎、雨の日の買い物、親戚が遊びに来た時の送迎などが代表的なものだ。こんなとき、アナタだったらどうするだろう?

 クルマの代表的な一時利用サービスはレンタカーだが、不意のときや短時間での利用にはあまり向いていない。利用時間単位は通常6時間以上だし、営業所は24時間営業しているとは限らない。買い物に行く30分だけ使いたい、深夜の送り迎えに使いたいといった目的には不向きだ。そういった用途にマッチするのが、個人向けカーシェアリング。クルマを所有したくはないが、必要なときだけ短時間使いたい人に向けたサービスだ。