ソフトバンクモバイル
(HTC Nippon製)
「X03HT」

実売価格:5万400円

発売日:2008年4月25日

 ソフトバンクモバイルが2008年春モデルの最終ランナーとして、Xシリーズの2機種を同時に発売開始した。その1つが、Windows Mobile 6 Standardを搭載したHTC製「SoftBank X03HT」だ。

 X03HTは昨年発売された「X02HT」と機能的にはほとんど同じだが、X02HTがBerryタイプのフルキーボードを搭載した横幅のあるストレートスタイルであるのに対し、X03HTは数字キーなどのダイアルキーと、横スライドすると現われるフルキーボードというデュアルキーボードを搭載したスタイルとなっている。デュアルキーボードを搭載していながら、コンパクトなボディサイズにまとめられており、質感も良く、ぽっちゃりとしていて見た目からかわいらしい印象を受ける。そんなコンパクトなWindowsケータイのX03HTを紹介しよう。

高級感のあるコンパクトなデュアルキーボード搭載ボディ

 X03HTは一見すると厚みのあるコンパクトなストレート型ケータイだが、横にスライドしてQWERTY配列のフルキーボードが出てくるデュアルキーボードスタイルとなっている。このデュアルキーボードは、国内ではウィルコムの「W-ZERO3 [es]」や「Advanced/W-ZERO3 [es]」が採用しており、日本のケータイ文化と海外のスマートフォン文化が交わって生み出されたスタイルといってもいいだろう。

 片手しか使えないときには通常のケータイのように縦に持って使い、両手が使えるときにはフルキーボードでがっちりと文字入力を行えるのだ。最近では、シャープ製“インターネットマシン”「SoftBank 922SH」のように、通常の携帯電話でもフルキーボードを搭載したものが出てきている。予測・推測変換により、いくら数字キーだけでの文字入力がしやすくなったとはいえ、フルキーボードのニーズが確実にあるのだということがわかってきたのだろう。

 X03HTのフルキーボードは12個×3列で、ソフトキーも合わせて38キーとなっており、数字キーは独立していない。配列は比較的オーソドックスで、インターネットマシンと比べると親しみが持てる。もちろん、小さいので慣れないと打ちやすいとは言い切れないが、クリック感もあって、このサイズのキーボードとしては押しやすい方だ。難を言えば、上下左右と決定キーあたりが少し整然と並んでいるので押し間違いやすいと感じた。

X03HTのスライドを開くとQWERTY配列のフルキーボードが現れる。キーピッチが約8mmとAdvanced/W-ZERO3 [es]よりも余裕があるが、その分、38キーとキー数は少ない(画像クリックで拡大)

X03HTの裏面には200万画素CMOSカメラ、モノラルスピーカー、バッテリーが配置されている。バッテリーは3.7Vで1050mAhとボディサイズの割には大容量(画像クリックで拡大)