5月7日、ハリウッドスターのシルベスター・スタローンが『ランボー 最後の戦場』の記者会見をザ・ペニンシュラ東京で行った。
シリーズ第1作の『ランボー』が公開されたのは今から26年前の1982年。以来、主人公のジョン・ランボーは、心に深い悲しみを背負った正義のヒーローとして絶大な人気を誇り、『ロッキー』と並ぶスタローンの看板キャラクターとなっていた。しかし、1988年の『ランボー3 怒りのアフガン』を最後にシリーズは一旦凍結。本作は実に20年ぶりに製作されたシリーズ第4弾であり、スタローンがシリーズで初の監督を務めた作品でもある。
第1弾では米国、第2弾ではベトナムを、第3弾ではアフガニスタンを舞台に戦ってきたランボー。第4弾の舞台は、現在も軍事政権による圧政が問題視されているミャンマー。弾圧されている国民に救援物資を届けようとして捕まったボランティア団を救出するため、ランボーは5人の傭兵たちとともに無謀な戦いに身を投じる。
ミャンマーを舞台にしたことについてスタローンは「60年間続いている内戦について、世界の人々、特に米国の人々は全く知らない。映画を通じて、米国の外で何が起こっているかに目を向けてほしいと思ったんだ」とコメントした。こういったスタローンの心意気に賛同し、実在のミャンマーの反政府軍のリーダーが手を貸し、敵役として数多くのミャンマー人の俳優が出演したという。「出演したら10年間刑務所に入れるぞ、という(政府の)脅迫にも負けず、出演を決めくれた人もいた。僕はそんな彼らの決意に敬意を表したい」と語り、政治的メッセージを込め、決死の覚悟で映画に取り組んだことを明かした。
『ランボー 最後の戦場』
(監督・脚本:シルベスター・スタローン/出演:シルベスター・スタローンほか/配給:ギャガ・コミュニケーションズ/2008年5月24日より日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にてロードショー/公式サイト:http://rambo.gyao.jp/
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