かつて、町には必ずプラモデル店があって、子供たちが通い詰めていた時代があった。それを覚えているのは、多分、ガンプラ(機動戦士ガンダムのプラモデル)の第一世代である、30代後半の人達くらいまでだろう。その頃、小学生の遊びの王様がプラモデル作りだった。その後、町のプラモデル屋は減っていったものの、ミニ四駆ブームなどもあり、プラモデルという遊びは、それなりに残ってはきた。マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公の両さんも、今に至るまでプラモ作りが趣味だ。
とはいえ、筆者もそうだが、プラモデルを趣味にし続けるのは難しい。子供の興味は様々な方向に向き、今の子供はゲームなどで忙しい。プラモデルは、買った後、作るのが大きな愉しみだが、その時間を捻出することができなくなって離れていった人も多いだろう。また、筆者のように手先が不器用で、塗装などが上手くできずに離れた人もいるだろう。
しかし、子供のころ、あれだけ熱中したものだけに、今でも、上手に作られたプラモデルを見ると、ふと、懐かしく感じると同時に、作ってみたいという気分になることもある。そんな元プラモ少年だったオヤジの心をそそる施設が、3月27日にオープンしたばかりのトレッサ横浜にある。プラモデルメーカーの代表とも言えるタミヤが全面協力した「タミヤプラモデルファクトリー」だ。
「タミヤプラモデルファクトリー」
営業時間/ 10:00〜21:00(年中無休)トレッサ横浜南棟1F
組み立てから塗装、撮影スペースまで完備!
昔よく作った軍艦や飛行機、そして憧れの戦車…
ファクトリーと名乗っているように、ここはプラモデルの工房のようなもの。店内は大きく4つのブースに分かれていて、ショップで、作りたいプラモデルを購入し、アトリエで組立や筆による塗装、デカール(プラモデルに貼るシール)貼りなどが行える。さらに、エアブラシでの塗装が行える塗装室、作ったプラモデルが撮影できる撮影室まで用意する徹底ぶりだ。
工具なども貸してくれるし、作成途中で分からない部分があれば質問もできる。塗装のために部屋が汚れる事もない。料金も、プラモデル代の他に30分で400円、2時間で1400円、3時間で2100円とリーズナブル。これは面白そうだと思い、さっそく取材に向かった。











