となると、いずれは、海外のスクリーンに登場する彼女の姿も期待してしまうが、今は特にそれを目標にしているということはなく、「徐々にお芝居の枠を広げていくその先に、海外での仕事の可能性があれば嬉しい」という。芝居の枠を広げるのには、今回のドラマの役どころはぴったりなのかもしれない。
「とにかく『コールガール』という観点を捨てて見ていただきたいですね。そこだけに着目すると、このドラマは逆につまらなくなってしまいます。女性の方には、こんなふうに生きることができたらいいなと思ってもらえるんじゃないかな。みんながどこか我慢したり、隠したりしているものをさらけ出して生きているところが由佳の魅力。人間の本質がストレートに出てくるので、ストレスを溜めている人はスカッとするかもしれません。男性には、普段はトガっている女性や苦手だと思う女性も、フタを開けると意外と弱かったり素敵だったりするかもしれない。そういうことに気づいてもらえたらうれしいですね」。
クールビューティーな印象とは裏腹に、演技に対しては情熱的に取り組む姿が伺える芦名さん。現在は、舞台「風シリーズ Episode I アマツカゼ〜天つ風〜」の真っ最中。今回のドラマで喜怒哀楽をさらけ出す演技を経験した彼女が、それを今後の演技にどう活かしていくか、目が離せない。
(文/岡田真理)



