純粋で正義感の強い女新米弁護士の成長と奮闘を描いたドラマではあるが、よくある弁護士モノとは一線を画している。扱う事件は幼児虐待や傷害事件、医療過誤など、身近なニュースで取り上げられる重い内容ばかり。それも、法を生かして見事に解決するスッキリものではなく、正義感だけでは務まらない加害者の弁護や法の暗部にも焦点を当てたシビアな弁護士像を写していくようだ。

 上戸は「今回はリアリティーを強く求めたドラマです。連ドラに求められるものは笑いや涙だが、この作品は笑いもないし、観ている人が泣くものとも違うので、いい意味で視聴者の期待を裏切りたい」とコメントした。

 上戸の上司役には自らの弁護過誤により人生を大きく変えた杉作忠志役を北村一輝が演じる。北村は「法律の正義と人道としての正義は違うので、そのことを伝えたい」とリアリティーを追求した作品であることを強調した。

上戸の上司役の北村一輝は、実際に弁護士に話を聞いたり、裁判を傍聴しに行ったりとドラマに向けて知識を集めたとのこと

 日本テレビでは珍しくシビアで重い内容の社会派ドラマだが、裁判員制度を前に、私たちに多くのことを教えてくれるだろう。ちなみに、上戸彩は裁判員制度の広報キャラクターにも選ばれている。

(文/永田哲也=nikkei TRENDYnet)

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