ペンタックス

K200D

実売価格:
 8万9800円(ボディー)
 9万9800円(レンズキット)
 11万9800円(ダブルズームキット)

発売日:2008年2月22日


このモデルの注目ポイント ライバル機種はズバリこれ!
・ボディーに防塵防滴構造を追加
・ボディー内手ぶれ補正機構の補正効果をアップ
・白飛びや黒つぶれを低減するダイナミックレンジ拡張機能
・ひとまわり大きな2.7型液晶モニター

 デジタル一眼レフカメラは、低価格のエントリークラスと、プロカメラマンやハイアマチュアが好んで使用するハイエンドクラス、そしてその中間のミドルクラスに大きく分けられる。ペンタックスは、エントリークラス(同社ではスタンダードクラスと呼称)の「K200D」と、ミドルクラスの「K20D」の2機種をラインナップしている。今回は、前者のK200Dをレビューしてみたい。

このクラスでは珍しい防塵防滴構造を採用、剛性感の向上にも貢献

 K200Dは、従来の「*ist D」シリーズの流れを汲む単3形電池駆動モデルだ。従来の「K100D Super」までは有効610万画素のCCDを搭載していたが、K200Dでは有効1020万画素CCDと画素数がアップした。撮像素子のサイズは、いわゆるAPS-Cサイズと呼ばれるものから変更はない。

2007年7月発売の「K100D Super」の上位モデルとして登場した「K200D」。小型のボディーを踏襲しつつ、ボディーに防塵防滴処理を施して機動性をアップ。さらに、撮像素子の高画素化や液晶モニターの大型化などの機能強化を図ったのが特徴だ

 発売直後ということもあり、エントリークラスのデジタル一眼レフとしては価格の高い部類に入るのだが、クラス以上の質感や操作感を持っている。ボディーの表面処理はもちろん、カメラを構えた時に感じるボディーの剛性感は、他社の高級機に負けずとも劣らない雰囲気だ。これには、上位機種のK20Dなどで採用され、このクラスとしては初めてとなる防塵防滴構造が影響しているのかもしれない。

外観デザインの変更は最小限だが、ペンタ部の「PENTAX」ロゴが従来よりも縦長になったのが目を引く。液晶モニターは2.7型に大きくなったが、K20Dで盛り込まれたライブビュー機能の搭載は見送られた

 この防塵防滴構造は、レバーやシャッターボタンなど約60カ所にシーリングを施すことにより、完全防水とまではいかないものの、多少の水しぶきやホコリの侵入を防いでいる。オプションで用意されている専用のバッテリーグリップにも同様の処理がなされており、同じように防塵防滴構造となっているDA★レンズと組み合わせることで、ある程度過酷な状況でも撮影を続けることが可能だ。