![]() |
ゲートウェイ GT5240j 実売価格:12万9800円 発売日:2008年1月23日 |
| このモデルの注目ポイント | ライバル機種はズバリこれ! |
|---|---|
|
・クアッドコアCPUを搭載 ・地上デジタル放送・アナログ放送チューナーを搭載 ・コストパフォーマンスの高さ |
・NEC VALUESTAR L スタンダードタイプ VL570/LG |
現在、CPUは複数のCPUコア(CPUの核になる内部回路)を持つマルチコアCPUが主流になっている。代表的なのが、2つのコアを持つデュアルコアCPUであるインテルのCore 2 Duoだ。そのさらに上位に位置するのが、4つのコアを持つクアッドコアCPUのCore 2 Quadとなる。
例えば、デジタルビデオカメラで撮影した動画を取り込んで編集したい、デジタル一眼レフカメラで撮影したRAW画像を現像したり、フォトレタッチをして保存したい、といった場合、何よりもパソコンの処理性能の高さが重要になる。そんな用途にピッタリなのがCore 2 Quadなのだ。
Core 2 Quadは価格が高く、これを搭載するパソコンも高価なものが多いが、今回取り上げるゲートウェイのタワー型デスクトップ「GT5240j」は、ディスプレイは付属しないものの実売価格が12万円台と非常にコストパフォーマンスの高いのが特徴だ。今回はゲートウェイの24型ワイド(1920×1200ドット)液晶ディスプレイ「FPD2485WJ」に接続してテストを行った。なお、GT5240jは、ツクモ、ノジマ、ケーズデンキ、上新電機などの家電量販電で購入できる。
Core 2 Quadの実力は?
マルチコアCPU主流になったのは、CPUコアが複数あれば、コア数だけ計算処理を同時にこなすことができ内部で多数のプログラムを同時に実行しているWindows Vistaを使う場合や、アプリケーションソフトならExcelとWordを同時に使う場合などに、コアが一つしかないシングルコアCPU(Celeronなど)よりも高速な処理ができるからだ。ソフトによっては、マルチコアCPUの力を発揮できるように最適化されたものもある。
GT5240jはCPUにCore 2 Quad Q6600(2.40GHz)を搭載する。Core 2 Quadの中で下位のCPUとなるが、FSBは1066MHzで動作し、内部の2次キャッシュは4MB×2で合計8MB搭載する。メモリーは3GBのDDR2 SDRAM(667MHz)。メモリースロットは4つあるが、そこに1GBモジュール×2、512MBモジュール×2を搭載している。スロットの空きはないが、実用上これ以上増設する必要性は薄いだろう。ちなみに、最大搭載量の4GB搭載しても、インストールされている32ビット版のWindows Vistaで利用可能なメモリーの最大値は3.12GBとなる。HDDは回転数が7200rpmの500GBとなっている。グラフィックスはNVIDIAのGeForce 8500GT(ビデオメモリーは256MB)となる。
CPUを判別するフリーソフト「CPUID」(http://crystalmark.info/)でCPUをチェックしてみた。CPUが1/4〜4/4まであり、クアッドコアCPUであることが分かる
その実力をベンチマークプログラムで測ってみた。使用したのは総合ベンチマークソフトの「CrystalMark 2004R3」。そのほか3Dグラフィックス性能を測る「3DMark」も実行してみた。比較対象として、Core 2 Duo E4500(2.20GHz)を搭載するデスクトップパソコン(メモリーは2GB、グラフィックス機能はG965 Expressチップセット内蔵機能)を用意して同じベンチマークテストを行った。
左がGT5240j、右がCore 2 Duo搭載パソコンのテスト結果。ALUとFPUがCPUの性能を示し、MEMはメモリーの性能を示す。GDI、D2Dは主に2Dグラフィックスの性能、OGLは主に3Dグラフィック性能を測る項目だ
結果を見ると、どの項目もCore 2 Duo搭載パソコンを上回っており、特にCPUとグラフィックス性能の高さが目立つ。CPU性能は、コアの数が4つでデュアルコアCPU(コアは2つ)の倍になることと、クロック周波数が若干高いことが効いている。グラフィックス性能は、比較対象のG965 Expressチップセット内蔵グラフィック機能(GMA X3000)よりも、GT5240jが搭載するGeForce 8500GTの方が性能が高いことが分かる。
なお、3DMarkを動作させてみたところ、スコアはGT5240jが2227、Core 2 Duo搭載パソコンは603となり、3Dグラフィックス性能の差がはっきりと現れた。GeForce 8500GT自体はGeForce 8シリーズの中でもエントリークラスのチップだが、それでも内蔵グラフィックス機能に較べるとずっと高速なのは、ベンチマークテストの結果を見ても差は明らかだ。実際にWindows Vistaを使った時の操作感も非常に快適で、明らかに動作が軽く感じられた。


















