3階席からでもフロアでスタンディングでも見通し抜群

JCBホール内部。画面右側に見えるステージから各席最後部席までが25mと近いのが特徴(画像クリックで拡大)

 ホールに向かうまでの間も、フランス在住のアーチスト黒田アキ氏による、宇宙をモチーフにしたアートワークが施されていて、その洗練された空間に目を奪われるが、会場に入って驚くのが、会場の深さと近さ。

 何しろステージから各席最後部席までが25m。それなのに、スタンディングをあわせれば3100人(スタンディング約1600人、バルコニー席1500人)までが収容可能なのだ。

 客席は3階層になっており、アリーナ部分は着席にもスタンディングにも対応する稼動型。なおかつステージセッティングもイベントにより移動可能で、演劇、ミュージカル、格闘技、サーカス、コンサートなどさまざまな要望に答えてくれる多目的ホールになっている。

スイートルーム内部のソファ(左)と大きなヘッドレストがついた座席(右)(画像クリックで拡大)

3階バルコニー席からの眺め。ここからでもステージが近いという印象がある。座席は通気性の高いメッシュシート(画像クリックで拡大)

ステージ上から見た客席(画像クリックで拡大)

 さらに、VIPルームとも言える「スイートルーム」が上手側、下手側に各一部屋ずつ設けられている。その座席は頭部がワイドヘッドレストとなっており、ゆったりとしたすわり心地。

 また、通常の座席一つひとつもメッシュシートバックを採用しているので、通気性も高く時間が経っても疲れることなく座っていられる。

 もちろんサウンドもすばらしい。  ホールの内壁には吸音効果の高いも木繊セメント版が使用され、反響音に悩まされることがなさそうだ。またラインアレイ型のスピーカーも最新鋭の音響効果をもたらしてくれる。