自転車に取り付け、速度や距離を計測するサイクルメーター。「emeteres」は記録したデータをネットにアップロードして、走行データを保存・分析するだけでなく、SNSでも楽しめる(画像クリックで拡大)

 ブリヂストンサイクルが「emeters(イーメーターズ)」という、ネット対応型のサイクルメーターを発表した。メーカーがサービスするサイクリングSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「emeters WEB」に接続すれば、走行データを保存し、SNSの登録メンバーに公開できるというもの。

 スポーツとネットワークを結びつけたという点では、ジョギングシューズとiPodを組み合わせた「Nike +iPod」の自転車版とも言える。手持ちの自転車を手軽なフィットネスマシンに変えてしまうデジタルガジェットであり、今までにない自転車を使った遊び方をもたらす、注目すべき製品である。

基本はシンプルなスピードメーター

 外観はごく当たり前のサイクルメーターだ。機能的にもマグネットセンサー式のシンプルなスピードメーターで、アスリート向けのサイクルコンピューターのように、ケイデンス(ペダルの回転数)や心拍数を計測する機能はない。

自転車のホイールにマグネットを取り付け、フロントフォークのセンサーで回転数を検知して速度や走行距離を測る(画像クリックで拡大)

 カロリー消費量も記録するが、あくまでも速度に比例した推計表示である。性別や年齢、体重による補正もない。きつい坂道でも、強い向かい風であっても、速度が同じである限り、平地の無風状態とカロリー消費量は変わらない。

 自転車への取り付けに際しても特別なところはない。スポークにマグネットを、フォークにセンサーをタイラップで固定、ハンドルにはメーターブラケットを装着してメーター本体を差し込む。自転車のメンテナンスに慣れた人なら、20分もあれば取り付け作業を終えられるだろう。メーター本体とセンサー間は有線接続になる。60cmのケーブルが付属しているが、ハンドルと車軸が離れている小径車のために、別売りで75cmのケーブルも用意されている。

 メーターの表示は、日付と時刻が常時固定。モードスイッチを押すことで画面下段の表示が、走行距離→速度→走行時間→消費カロリー→積算距離、の順で循環的に切り替わる。

画面表示は上段が日付と時計。下段は画面下のモードスイッチ操作で切り替えられる(画像クリックで拡大)

本体手前側には、計測のスタート・ストップを行うスイッチがある(画像クリックで拡大)