世界初のセルフバランス二輪自動車『セグウェイ』が、富士急ハイランドに登場。北海道・十勝「千年の森」、長崎の「ハウステンボス」、沖縄の「カヌチャ・ベイホテル&ヴィラ」など、日本では地方の施設でのみ、体験できたセグウェイが、ついに、関東エリアでも体験できるようになった。

 富士急ハイランドでは、2月4日(月)から、セグウェイの体験試乗コーナー、「セグウェイチャレンジ」を導入。1人1回1000円で、約40分の試乗ができるという新しいアトラクションだ。

セグウェイチャレンジは富士急ハイランド入り口の所にある(画像クリックで拡大)

 そもそも、セグウェイPT(パーソナル・トランスポーター)とは、立った状態で運転操作を行う、立ち乗り二輪電動車のこと。アクセルやブレーキはなく、ハンドルを握り、体重移動によって、速度調節や方向転換を行う新しいタイプのパーソナルコミューターだ。最高速度は20km/hで、プロのマラソンランナーが全速疾走するのと、ほぼ同じ程度の速度に抑えられている。2001年にアメリカで発表されて以来、シカゴ警察やニューヨーク市警など、世界中で600に及ぶ警察や警備会社、空港などで採用され、ビジネスの分野でも活躍しているのだ。

セグウェイPTには、パーキングスタンドが標準装備され、その場で立てかけ、停車させることができる(画像クリックで拡大)

インフォキーは、電源のオンオフや、スピード設定、盗難防止ロック機能が搭載されるほか、日時、バッテリーレベル、距離などが表示される。スピードは、2段階設定になっており、初心者モードでは最高速度10km/hに抑えられ、カメのアイコンが表示される。通常モードでは、カメのアイコンが消え、最高速度は20km/h(画像クリックで拡大)

 では、早速試乗レポートに移ろう。

 富士急ハイランドでは、体育館のような屋内施設の中にコースがあり、DVDであらかじめ操作方法を確認したあと、ヘルメットと防具を着け、インストラクターによる説明を受ける。

まずは、DVDで映像で基本操作を学ぶ(画像クリックで拡大)

万が一、転倒した時のため、ヘルメットをかぶり、腕とひざに防具をつける(画像クリックで拡大)

 まずは、ハンドルを握った際、肘が地面と水平になるよう高さを調節。リーンステアフレーム(縦フレーム)の上部と中ほどを握り、片足ずつステップに足を乗せる。この際、バランスを崩す恐れがあるので、注意が必要だ。

リーンステアフレームの高さは、肘を曲げたじょうたいで、腕と地面とが平行になるような高さに合わせる(画像クリックで拡大)

乗車前に、ステップのバランスが取れていないと、インジケーターに赤いランプが点くとともに、ブルブルという振動で、知らせてくれる(画像クリックで拡大)

乗り込む際は、バランスをとりにくいので、要注意だ(画像クリックで拡大)

 操作方法はそれほど難しくない。ハンドルと一体になっている中央のリーンステアフレームは、ゲーム機のジョイスティックのような役割を果たす。前に倒せば、前進、後に倒せば後進となり、膝を曲げ、体重を右にかければ右に、左にかければ左に曲がる。前傾姿勢をとるほどに加速する仕組みだ。どちらかにフレームを倒し続ければ、その場でクルクルと回転することもできる。スピード調節は、体重のかけ具合で、速くも遅くもできる。動きはとてもスムーズで、自由自在だ。ブレーキを掛けたいときは、止めたい位置、で、イスに腰掛けるよう、スッと腰を落としてやればいい。走行中は、目線を下げず、常に立った状態の自分の目と同じぐらいの高さに保つことがコツだ。