5万円を切る衝撃的な価格で日本デビューを果たしたASUSTeK Computer(以下、ASUS)の「Eee PC 4G-X」(以下、Eee PC)。スペックなど詳しい情報はレビュー記事を参考にしてほしいが、実際に使ってみて、価格の割に実用度の高い“使えるマシン”であることが分かった。

 そして、Eee PCを使う上で、SSD(HDDの代わりに、フラッシュメモリーを利用したSolid State Driveがメインの記憶装置になっている)の容量が4GBしかないことと、液晶の解像度が800×480ドットと狭いことが大きなネックであることも実感した。

 既にネット上では、こうした難点を克服してEee PCを使いこなすノウハウが大勢のユーザーによって蓄積されている。ほかにも色々なツールを使ったり、改造を施したりと、マニアックなパソコン好きにとってEee PCは格好の遊び道具として可愛がられている。

 ここでは改造ネタや保証が利かなくなるような行為は控え、Eee PCを活用する上で便利に使えるアイテムや、誰でも簡単にできるテクニックを紹介していきたい。

(文/湯浅英夫)

※編集部注:ここで紹介するテクニックなどを実践する場合は、あくまで自己責任でお願い致します。

Eee PCでBDビデオが再生できる!?

 Eee PCを使う上でほぼ必須なのが外付けの光学ドライブだ。CDやDVDからソフトをインストールしたり、システムをリカバリーしたりする時に必要になる。USB接続の外付けドライブで十分だが、リカバリー用ディスクがDVDなので、DVD-ROMの読み込みに対応したものを用意しよう。安いものなら8000円以下で手に入る。Eee PCと一緒に持ち歩きたければ、USBバスパワーで駆動する薄型のものを選ぶといいだろう。

 今回は、普通のDVDドライブをつなげるのもつまらないので、編集部で借りていたアイ・オー・データ機器のBDドライブ「BRD-UXH6」をせっかくだから接続してみた。USBケーブルで接続して電源を入れるだけですぐに外付け光学ドライブとして利用でき、ドライバーなどのインストールは不要だ。

 BDドライブなので、ダメもとで市販のBDビデオの再生も何本か試してみた。Eee PCのスペックではいくらなんでも無理だろうと思っていたが、BRD-UXH6の付属ソフトをSDHCカードにインストールして試したところ、なんと映像が表示できた。しかし音は何度も途切れ、映像もカクカクしていて鑑賞はさすがに無理だった。なお、DVDビデオの再生は問題なく行えた。

アイ・オー・データ機器のBDドライブ「BRD-UXH6」。USBとeSATAの両方式での接続に対応し、BD-Rの6倍速書き込み対応。HD DVD-ROMの読み込み(再生)にも対応している高性能なBDドライブだ(画像クリックで拡大)

今回使用した「BRD-UXH6」は、Eee PCよりずっと大きい。さらに、実売価格も6万2000円前後でEee PCよりも高い(画像クリックで拡大)

BDビデオの再生はいくらなんでも無理だろうと思ったが、映像は表示できた。しかし音は何度も途切れ、映像はカクカクとしか動かず、鑑賞するのは無理だった(画像クリックで拡大)