アウディA5。アウディとしては11年ぶりとなる4シーターの2ドアクーペだ(画像クリックで拡大)

 アウディ ジャパンは新型アウディ「A5」と「S5」を2月21日に発表、販売を開始した。アウディA5は、同社の4ドアセダン「A4」と「A6」の間に位置するクルマだ。フル4シーターの2ドアクーペとしては、1996年まで販売されたアウディ・クーペ以来、11年ぶりの復活となる。

 ボディーサイズは全長4625×全幅1855×全高1375mmで、車両重量(4名乗車時)は1670kg。全長がA4、全幅がA6とほぼ同等となり、名前だけでなくサイズ的にも、A4とA6の間を埋めるモデルになる。

 搭載するエンジンは3.2L V6 FSIガソリン直噴DOHCで、最高出力は195kW(265ps)。バルブリフト量を可変制御する「アウディ バルブリフト」と、シリンダー内にガソリンを直接噴射する「FSI」を組み合わせ、最大トルク330Nm(33.7kgm)を3000〜5000rpmと幅広い回転域で発生する。0−100km/h加速は6.1秒で、スピードリミッターを装備しないドイツ仕様の最高速度は250km/hをマークする。

アウディ ジャパンのドミニク・ベッシュ社長(左)と独アウディAGのシニアデザイナー、和田 智氏(画像クリックで拡大)

デザイナーの和田氏はプレゼンテーションで、ボディーにテープを張ってA5のデザインテーマを解説(画像クリックで拡大)

 トランスミッション(変速機)は6速ティプトロニック(電子制御AT)で、駆動系はアウディ伝統のクワトロ・フルタイム4WDシステムを組み合わせる。前後輪のトルク配分を40%対60%とした新世代のクワトロシステムで、よりスポーティーなハンドリングを実現した。

 アウディS5は、A5をベースに4.2L V8エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデル。最高出力は260kW(354ps)/7000rpm、最大トルクは440Nm(44.9kgm)/3500rpmへと向上し、足回りはA5よりも硬めに調整したスポーツサスペンションを装備する。

 エクステリアでは、ラジエターグリルや前後のバンパーなどの細部デザインがA5と異なり、エキゾーストパイプもA4の2本から4本へと変更されている。インテリアでは、ホールド性に優れたスポーツシートを装備するほか、メーターやステアリングなど各所に「S5」のエンブレムがちりばめられる。

 車両本体価格(消費税込み)は「A5 3.2 FSI quattro」が695万円、「S5」が861万円。A5は右ハンドルのみで、S5は右・左ハンドルが選択できる。

(文/柳 竹彦=nikkei TRENDYnet)

A5のフロントビュー(画像クリックで拡大)

A5のリアビュー(画像クリックで拡大)

S5のフロントビュー。ラジエターグリルなどがA5と異なる(画像クリックで拡大)

S5のリアビュー。エグゾーストパイプが4本になる(画像クリックで拡大)

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