並ぶのが嫌いな大阪人が行列を作るケーキということでも、話題の大阪発のロールケーキ、堂島ロール。都内では唯一、銀座三越で買うことができるとあって、連日、堂島ロールを求める人が長い列をつくる。07年8月のオープンから半年たっても、その列は長くなることはあっても短くなることはない。これほどまで人気のロールケーキの味は? ということで、朝一番から並んでみた。

行列最後尾を案内するスタッフ(画像クリックで拡大)

 開店10分前に地下の地下鉄連絡口前に並ぶ。この時点ではまだ10人ほどがパラパラと立っていただけだが、開店直前になると30人くらいに増えていた。まさか、ここにいる人が全員堂島ロールに並ぶわけもないだろう、とのんびりと売り場まで歩いたが、これが甘かった。『Mon chou chou(モンシュシュ)』の前には、平日の午前10時過ぎだというのに、すでに長い列ができていた。慌てて列に並んだが、その列はあれよという間に延びていき、開店10分ほどで軽く100人以上の人が堂島ロールを求めて列をなした。前にはざっと見て50人ほど。女性が多いかと思いきや、3分の1は男性で、年齢層も様々。あまりの盛況ぶりに、エスカレーターを降りてくる人々が目を丸くする。「何の行列ですか?」、「ロールケーキです」、「あら、私も買っていこうかしら」と、並んでいる人に声をかけ、新たに列に加わる人もいた。列はちょうど売り場の横にあるエスカレーターをぐるりと囲むように延びていく。「最後尾」のプラカードを持った案内係によると、多いときは、東側の階段まで列が延びるのだそうだ。約30分ほどでようやく購入。オレンジ色のオリジナルの保冷バッグも可愛い。

 銀座三越に出店したのは07年8月。オープン当初からこの列が短くなることはなく、休日は昼過ぎに売り切れてしまうことも珍しくない。平日で約400〜500本、休日で約600〜700本の堂島ロールが用意されているが、一人で何本も購入する人もいるので「確実にお買い求めいただくには、開店すぐにお越しください、としか申し上げられない」と営業推進部の山田明美さん。首都圏ではラゾーナ川崎プラザと銀座三越だけでしか購入できないその希少性も人気に拍車をかけているのだろう。

東京で常時、販売するのは銀座三越だけ(画像クリックで拡大)