EOS DIGITALシリーズの末っ子シリーズ“キスデジ”の最新モデルとして登場した「EOS Kiss X2」。好評の軽量・コンパクトなボディーは健在だが、上位機種で評判の機能や装備を多数盛り込んでおり、大きくパワーアップした(画像クリックで拡大)

 キヤノンの新型デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X2」は、「小型・軽量ボディー」「低価格」「簡単操作」を特徴とする人気シリーズ“キスデジ”の最新モデルだ。EOS DIGITALシリーズの末っ子だが、上位機種「EOS 40D」などで評判の機能や装備を多数盛り込むなど、低価格機という単語でひとくくりにできないほど魅力的な内容に仕上がっている。予想実売価格は、ボディー単体が9万円前後、レンズキットが10万円前後、ダブルズームキットが13万円前後。

 発売は3月下旬と、ユーザーが実機を手にできるまでまだひと月以上あるのだが、ダブルズームキットのβ版モデルをお借りすることができたので、いち早く実機リポートをお送りしたい。

 なお、実写画像を交えての詳細なレビューは後日掲載する予定なので、楽しみにしてほしい。

いかにも“キスデジ”らしいクセのないデザインだが、シルエットはなだらかな曲線を描くようになり、どことなくプロ向けモデル「EOS-1Dシリーズ」をほうふつとさせる(画像クリックで拡大)

背面は、何といっても3型の液晶モニターを搭載したのが目を引く。同じサイズの液晶モニターを搭載する「EOS 40D」よりもボディーが小さいこともあり、液晶が大きく感じる。ボタンはサイズが大きくなるとともに、一部のボタンの周囲に盛り上がりを付けることにより、手探りでも操作しやすくなった(画像クリックで拡大)

EOS 40Dなどと同じように、ブラックモデルでもホットシューは無塗装となり、塗装はげの心配がなくなった。シャッターボタンの手前に、独立したISO感度ボタンを新設したのが目を引く(画像クリックで拡大)

これまでのモデルは、かたくなにコンパクトフラッシュを採用していたが、晴れてSDメモリーカードに切り替わった。SDカードの普及率や価格を考えれば、この判断は間違いないといえるだろう(画像クリックで拡大)

液晶モニターの大型化の影響で、MENUボタンやDISPLAYボタンがモニターの左上に移動。それとと同時に、ボタンも大きく押しやすくなった(画像クリックで拡大)

製品名を示すエンブレムの表記を見ると、「DIGITAL」の名称がなくなったことが実感できる(画像クリックで拡大)

内蔵ストロボは自動ポップアップ方式を採用。高い位置までポップアップするのも従来と同じ(画像クリックで拡大)

キヤノン純正のクリップオンストロボ「580EX」を装着したところ。このクラスの大光量ストロボだと重心が高くなり、ちょっとバランスが悪くなる(画像クリックで拡大)

ダブルズームレンズキットには、「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」(左)と「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS」(右)の2本が付属する。いずれも、IS(光学式手ぶれ補正機構)を内蔵した最新モデルだ(画像クリックで拡大)

望遠ズームレンズ「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS」を装着したところ。55~250mm(35mm判換算で88~400mm相当)までのレンジを広くカバーするのは心強い(画像クリックで拡大)

バッテリーは、新形状のリチウムイオン充電池を採用する。従来までのバッテリーとは互換性がないため、使い回しできない点には注意(画像クリックで拡大)

コンパクトな専用充電器が付属する。バッテリー撮影枚数は約500枚(50%ストロボ発光時)と、十分な数字だ(画像クリックで拡大)

ペンタ部のロゴは単なるプリントではなく、ちゃんとくぼんでいる。低価格機とはいえ、細かい部分も手を抜かずデザインされているのだ(画像クリックで拡大)

 次回は、現行モデル「EOS Kiss DIGITAL X」との変更点や、上位モデル「EOS 40D」などとの比較を中心に掲載する予定だ。

(磯 修=日経トレンディネット)