ソフトバンクモバイル
(サムスン電子製)
PHOTOS 920SC

実売価格:880円/月
(スーパーボーナスで24回払いの実質負担額)

発売日:2008年1月12日

 ソフトバンクの冬モデルとして発売されたサムスン電子製「PHOTOS 920SC」は、“PHOTOS”の名称の通り、カメラ機能に力を入れたモデルだ。オートフォーカスやキセノンフラッシュ、光学3倍ズーム、手ぶれ補正、顔認証などに対応した500万画素センサーを搭載している。GPSやおサイフケータイ、ワンセグといった機能には対応していないが、ソフトバンク向けのサムスン電子製端末としては初めてのハイエンドモデルとなる「9xx」シリーズである。では、920SCについて紹介していこう。

日本向けにデザインされたスライドケータイ

 サムスン電子といえば、世界的に見れば、携帯電話市場における端末出荷台数のシェア争いでノキアに続き、モトローラと2位を争っているトップ企業で、これまでに多くのハイエンドモデルを発売している。日本向けとしては2005年に発売した「804SS」を皮切りに、主に薄型モデルを中心にソフトバンク向けに端末供給をしてきた。ただし、これらは、804SSにしてもベースとなる「SGH-Z540」を改良したもので、海外向けモデルを流用した機種がほとんどであった。

 そういった中で、日本向けデジタルテレビ機能「ワンセグ」を内蔵した「805SC」を発売するなど、サムスン電子の日本市場向けモデルの開発にも徐々に力を入れてきている。920SCも海外向けとしては「SGH-G800」がベースのようではあるが、外観デザインはかなり異なっていて、日本向けにカスタマイズしているようだ。個人的には、SGH-G800の方がかっこいいと感じるが、920SCは他の国内機種を見る限り、かなり日本向けデザインにしているのだろう。au向けとしては発売されている三洋電機製「W51SA」などに近いデザインだ。

 形状はスライドタイプで、サイズは52×101.5×18.9mm、質量は129g。スライドには、バネでスライドの開閉をサポートするアシスト機構が搭載されており、スライドさせやすい。バネはやや強めに感じたが、開閉しづらいといったことはなかった。スライドを閉じるとロックされ、センターキーやカメラキーの長押しで一時的にロックを解除するような機能も搭載されており、スライドケータイとしてなかなか使いやすくなっている。

 ボディカラーは、写真のブラック×ブラックのほか、ブラック×レッド、ホワイト×ターコイズ、ホワイト×ホワイトの計4色展開。全体としては、男性向けといった印象を受けるが、もちろん、女性が持ってもおかしくないだろう。どちらかと言えば、クールでかっこいい配色といった印象だ。

スライドを閉じた正面写真。2.4インチでQVGA(240×320ドット)の有機ELディスプレイを搭載。TV電話や自分撮り用のインカメラは有効30万画素CMOSセンサー(画像クリックで拡大)

裏面には、アウトカメラやキセノンフラッシュ、バッテリーなどを搭載。バッテリーは3.7Vで1000mAhのサムスン電子製リチウムイオン充電池「SCBAJ1」となかなか大容量だ(画像クリックで拡大)

左側面には、イヤホン端子や充電端子などを兼ねる外部接続端子や赤外線端子を配置。端末下部にはモノラルスピーカーを搭載(画像クリックで拡大)

右側面には、カメラボタンスロットやサイドキー(上下)、microSDカード、ストラップホールが配置されている。持った印象は「サイズの割りにややゴツイ」といった感じ(画像クリックで拡大)