※本記事は2008年2月4日に公開したものです。

 みなさんは「Eye-Fi Card」をご存じだろうか?

 一見、ただのオレンジ色のSDカードに見えるこれ。実は、中に無線LAN機能を搭載している。このSDカードを使ってデジタルカメラで写真を撮ると、自動的に無線LANを使ってデータをパソコンに転送したり、flickrやPicasaに転送してくれるのだ。そう、これさえあればデジカメをケーブルに接続したりする必要が無くなる、という優れものなのである。

オレンジ色のSDカード。“2GB”という表記と“Wireless”という表記が見える(画像クリックで拡大)

無線LAN内蔵のSDカード、価格は99.99ドル

 Eye-Fi Cardは、米国のEye-Fi社が作った2GBの無線LAN内蔵のSDメモリーカード。無線LANの規格としてはIEEE802.11b/gに対応し、WEPやWPA-PSK、WPA2-PSKなどのセキュリティもサポートしている。ちなみにお値段は99.99米ドルだから、日本円で1万1000円弱といったところだ。

 筆者は基本的にずぼらな人間なので、デジタル機器をケーブルで接続したりするのが苦手。だから昨年このEye-Fi Cardの存在を知ってから、どうしてもこのEye-Fi Cardに触ってみたかった。とりあえず一度どんなものか試してみたいと思っていた矢先、たまたまその機会を得ることができたので、レポートをお届けする。

 ……その前にちょっとだけ。実はこのEye-Fi Card、現在のところ日本では使用できない。もし日本国内で使うと電波法違反になる。電波を発信するような機器は、日本では「技術基準適合証明」を得る必要がある。しかしEye-Fi Cardは、まだそれを取得していないのだ。その点をあらかじめご了承いただきたい。