2月1日、関西のメンズマーケットの歴史に新しい1ページが加わる――。

 2011年のグランドオープンに向けて建て替え工事中の阪急百貨店梅田本店は、紳士服・洋品雑貨売場をHEPナビオ内に移設し、「阪急百貨店メンズ館」としてオープンする。

 地下1階~5階の6フロア構成で、売り場面積は1万6000平方メートルと移設前の2.5倍。年間売上高も約250億円を見込んでおり、日本最大級のメンズファッションのストアが誕生することになる。

 メンズ館のコンセプトは“ナイスガイ メイキング”。男性が憧れるような“いいオトコ”をつくるためのストアをめざし、「正統派のいいオトコ」「知的ないいオトコ」「最先端のいいオトコ」という、全世代に通底する3つのイメージを設定。

 「コンテンポラリースタイル/メンズビューティー」「メンズアクセサリーズ」「インターナショナルスタイル」「ジェントルメンズスタイル」「オーセンティックスタイル」「マーケットfor ヤング」と、従来の百貨店の商品構成とは一線を画すフロア構成と売場づくりで、関西圏だけでなく広域からファッション感度の高い顧客を取り込む方針だ(フロア構成と店舗リストは最終ページを参照)。

男性のためのエイジングケアと、みだしなみをトータルに整えるグルーミングで構成するB1Fの「メンズビューティー」。肌診断のスキンスキャナーを国内で初めて導入する「アラミス ラボ シリーズ」のほか、「シュウ ウエムラ」がプロデュースする、体内ケアに着目したサプリメントブランド「イムダイン」は西日本初登場。ヘッドスパ、シェービングなどを贅沢な空間で楽しめるバーバー「プラスメンズ」では、眉毛カットや耳エステなど約10分でできるメニューも充実している。その隣のネイルサロンでは、フットケアにも対応(画像クリックで拡大)

メンズオンリーのラグジュアリーブランドが集積する1Fでは、洋品雑貨の品揃えでも世界一をめざす。特に力を入れたという1Fの紳士靴売場には、ラバーソール仕様の本格的クラシックシューズを揃えた「ライトウォークドレス」コーナーを設置。バッグ・革小物売り場では、ジェットセッターをイメージした上質なトラベルグッズも充実している。レッドカーペットで着られるようなシャツとタイを揃えた「レッドカーペットドレッシング」コーナーも見逃せない(画像クリックで拡大)

業界初の男性向けきもの専門店をオープン。オトコきものブームの火付け役となった「銀座もとじ」(4F)が、銀座の本店以外に初登場。洋服を極めたファッショニスタにも支持される同店は、養蚕農家と提携し絹糸の原料になる繭からこだわったオリジナルきものを展開。「洋服と同じように初心者にも気軽にきものを楽しんでほしい」をモットーに、仕立て上がり9万8000円の手頃な商品も揃えている。オーダースーツのように仮縫いを行なう本格的な仕立ても魅力。店内では随時着付け教室を行なっているので、気軽に立ち寄ってみたい(画像クリックで拡大)