今冬は、湯たんぽブームにわいている。湯たんぽとは本来、金属やゴムなどで作られた容器にお湯を注ぎ、表面に伝わる熱を利用した暖房器具。日本へは室町時代に中国から伝わったとされ、電気などない古い時代から人々を冬の寒さから守ってくれていた。

 石油ストーブやエアコンの登場で、影を潜めていた湯たんぽが、ここ2年ほど前から注目されるようになったのは周知の通り。今年のブームは、省エネやエコロジーなどで気運が高まっていたところに、石油の価格高騰が拍車をかけた形だ。物価が上がって財布が直撃されるなか、電気代がかからない暖房器具はやはりありがたい。

 だが、それだけではない。やはりよく売れているのは、見た目のよいデザイン性に優れた商品。オフィスで使っても恥ずかしくない、プレゼントにもできる、そんな商品が人気を集めている。寒さが厳しさを増すにつれ、人気商品には品切れのものが出始めている。

ドイツの老舗、ファシー社の湯たんぽ

 今年、注目を集めている湯たんぽの一つが、ヨーロッパの多くの家庭で利用されているfashy(ファシー)社の製品。抗菌性の高い弾性プラスチック素材で、お湯を入れると軟らかくなる。デザインやカラーバリエーションが豊富で、日本でも品切れ状態が続いている。

 fashy社の湯たんぽを取り扱って今年で3年目のフリーマムによると、特に今冬は売れ行きがよいとのこと。なかでも人気なのは、ベロアやフリース素材でできた、肌触りの良いカバーのものだ。

「電気を使用しない省エネ性もさることながら、空気を汚さないので美容や健康にもいい。エアコンや電気毛布では皮膚が乾燥しますが、それは同時に内臓もカラカラというサイン。私自身、湯たんぽを使うようになって、肌も潤い、体の調子がよくなりました」(青松瑛子社長)

ぬいぐるみ湯たんぽM-Y9 フリーマム 販売価格 4,935円
かわいいひつじのぬいぐるみ湯たんぽ。プレゼントや子ども用として人気

ししゅうフリースM-Y3 フリーマム 販売価格 3,990円
柔らかい肌触りのフリース素材のカバー(画像クリックで拡大)

ハートM-Y7 フリーマム 販売価格 3,780円
キュートなハート型は、お腹の上に抱っこしやすい。ディスクワークやドライブにも(画像クリックで拡大)

スケルトンマッサージャーM-Y5 2,940円
カバーなしのもの。タオルを巻いたり、自分でオリジナルカバーを作りたい人におすすめ(画像クリックで拡大)