ソニー

α700

実売価格:17万8000円(ボディー)、
22万8000円(レンズキット)

発売日:2007年11月9日


 ソニーが11月9日に発売した「α700」。コニカミノルタからカメラ事業を引き継いでデジタル一眼レフカメラを発売するようになって2製品目となる本機は、コニカミノルタ時代のよいところを受け継ぎつつも、随所にソニーらしさが見えるカメラに仕上がっている。試作機が編集部に届いたので、まずはカメラを触ってみての感触をお届けしたい。

手ぶれの度合いがファインダー内の表示で確認できる

 外見でもっとも目を引くのは、ボディー上部にシャッタースピードや撮影枚数などを表示する液晶パネルがないということ。これらの情報は、背面の液晶モニターに表示される。

2007年3月のPMA2007で参考出品された「α700」が、ついに発売となった。αらしいデザインを維持しつつ、撮影性能や操作性を大幅に向上させ、“ハイアマチュア向けモデル”と呼ぶのにふさわしいスペックに仕上がっている

 この液晶モニターは3型で、画素数は92.1万と精細だ。「エクストラファイン液晶」と名付けられているだけあって、デジタル一眼レフの液晶としては最高クラスの精細さを誇る。発色にややクセがあるようにも感じられたが、画像を拡大してもピントをしっかりと確認できるし、メニュー画面もとても見やすい。

 また、ファインダーの見やすさもピカイチだと感じた。像の大きさや明るさはもちろん、ピントの山もつかみやすく、変な色付きも感じない。通常の撮影はもちろん、動いている被写体を追いかける時にも実力を発揮しそうだ。

ニコンの「D200」(右)と比べると、ボディーサイズは若干小さいかという程度だが、手に持つとα700の軽さに驚かされる。ボディー単体の重量は690gで、D200の830gと比べるとじつに140gも軽いのだ

 ファインダー内の表示で面白いなと思ったのが、手ぶれの度合いを携帯電話の電波表示のように5段階で表示できること。レンズ内でぶれを補正する光学式手ぶれ補正と違って、撮影時に補正効果が分かりにくいボディー内手ぶれ補正機構を搭載するだけに、構える時の目安になるのがありがたい。