東京・日比谷の宝塚劇場、帝国ホテルの向かい側に11月7日、ホテル「REMM(レム)日比谷」がオープンする。コンセプトは、ずばり「快眠」だ。

 シングルルーム(223室)は15.15平米、ツイン(32室)でも23.5平米と、客室は決して広いとはいえない。だが、心地よく過ごすためのデザインや機能を取り入れた、思い切った作りになっているのに驚かされる。

シングルルームはシャワーのみ。ベッドルームとの仕切りをガラス張りにして開放感を演出。ツインルームにはバスタブがある(画像クリックで拡大) 採用する高級ホテルも増えているレインシャワー(画像クリックで拡大)

 まず、スペースの狭いシングルルームについてはバスタブがなく、シャワールームのみ。ただし、一部の部屋はバスルームを窓際に配置し、ベッドルームとの仕切りもガラス張りにすることで、窮屈さを感じない作りになっている。そして、目を引くのが、高級ホテルで最近導入されるケースが増えているドイツ・グローエ社製のレインシャワー。直径20センチの大きなシャワーヘッドから降り注ぐ水流を体験できる。心地よさにはこだわっているようだ。

オレンジを基調とした明るいシングルルーム(左)と、グリーンを基調としたシックなシングルルーム(右)がある。手前にはマッサージチェア。通路部分の床はフローリングだ(画像クリックで拡大)

 快眠のキーとなるベッドは、シングルが1400センチ幅、ツインでは1100幅を使用。日本ベッドと共同開発したオリジナルベッドで、「一般的なポケットコイルマットレスの場合、コイルの数は800~900本だが、当ホテルでは1800本のものを使用している」(ホテルを運営する阪急ホテルマネジメント)。さらに、頭、腰、脚部と当たる部位によって、スプリングを変えているという。“快眠ホテル“として、このくらいの配慮は当然か。

 そのベッドで寝転びながら見られるように、テレビは全室32インチの大型テレビを壁面に配置。バスルームとの仕切りがガラスなので、入浴しながらでもテレビが見られる。そして、睡眠前には、全室に完備したマッサージチェアで疲れを取ることも可能だ。入り口からベッドルーム、そしてバスルームと行き来する通路部分の床がフローリングになっているのも、ホテルでは珍しい点。靴を脱いでゆったりと過ごせるようにするための工夫だろう。

そして、朝食はどうか。