リコーは2007年10月30日、コンパクトデジタルカメラの新製品として「GR DIGITAL II」を発表した。希望小売価格はオープンで、予想実売価格は8万円前後の見込み。発売は11月23日。
機種名から分かるとおり、GR DIGITAL IIは2005年10月に登場した「GR DIGITAL」(詳細なレビュー記事はこちら)の後継モデル。従来モデルで好評を博した本体デザインの変更を最小限に抑えつつ、撮像素子や画像処理エンジンを変更して高画質化を図るとともに、ユーザーの声をもとにした改良を行っている。
GR DIGITAL IIのおもな改良点は以下の通り。
| GR DIGITAL IIのおもな改良ポイント |
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・1/1.75型の有効1001万画素CCDを搭載 →ダイナミックレンジを維持しつつ、高画素化を図った ・新設計の画像処理エンジン「GR ENGINE II」を搭載 →解像感を保ちながらノイズを低減 ・RAW撮影時の記録速度を短縮、データの記録時にも連続撮影が可能に →RAWデータの書き込みは1枚あたり約3.8秒に短縮、データの記録中でも連続2枚まで撮影が行える ・液晶モニターを2.7型(23万画素)に大型・高精細化 →色再現性や屋外での視認性にも優れるパネルを採用 ・オートフォーカス時の駆動音を低減 →同社のデジカメで見受けられた「ジージー」と鳴る駆動音を大幅に抑えることに成功 ・アスペクト比1:1の撮影モードを新搭載、RAWモードでも設定可能 →Caplio GX100で好評のモードを採用(GX100ではRAWモードが設定不可能だった) ・バッテリー撮影枚数を従来の250枚から370枚にアップ →バッテリー自体はGR DIGITALと共通、省電力化の徹底などで実現 ・内蔵ストロボを手動ポップアップ方式に変更 →本体側面にポップアップ用のレバーを設置、意図せぬ発光を抑止 ・操作ボタンの質感を向上、同時にクリック感を高めた →操作ボタンはUV塗装を施して光沢のある仕上げに ・大幅に小型&軽量化を図った新型ファインダー「GV-2」をオプションで用意 →1:1モードにも対応、ファインダー使用時は液晶モニターに撮影情報を表示可能 ・標準撮影域をカバーできるテレコンバーター「GT-1」をオプションで用意 →装着時の焦点距離は40mm相当、希望小売価格は1万5750円 |
開発を担当したリコーの湯浅一弘氏は、2005年10月に旧GR DIGITALを発売してからの2年間を「ユーザーとともに歩んできた」とコメント。発売以来、同社の公式ブログ「GR BLOG」を通してユーザーとのコミュニケーションを図るとともに、ユーザーの声を取り入れて機能拡張のファームアップを行ったり、希望者に対してのカスタマイズを実施するなどして、カメラを長く使ってもらうためにメーカーとしてさまざまな取り組みを行ってきたことをアピール。その結果、ライフサイクルが約半年と極端に短いコンパクトデジカメ市場において、約2年もの間コンスタントな販売が行えたという。国内外でさまざまな賞を受賞したことも合わせ、「GR DIGITALはお客様に愛された幸せなカメラ」とコメントした。
それを受けて、今回発表したGR DIGITAL IIは「コンセプトを基本的に変えず、正統進化として基本性能の向上を図った」とし、「高画質の追求」「使いやすさへのこだわり」「撮影領域・表現領域の拡大」を柱に改良を行ったという。











