歩けなかった人が歩けるようになる。マヒで思うように動かせなかった手が動かせるようになる。近い将来、そんな日がやってくるのかもしれない――。

 10月3日から5日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された国際福祉機器展(H.C.R.2007)を訪れた人の少なからずは、そんな思いを抱いたのではないだろうか。

 会場で最も注目を浴びていたのは「先端技術と福祉機器 人工筋肉からロボットまで」と題した特設会場だ。中でも東京理科大学工学部機械工学科・小林研究室(小林宏准教授)が出展した動作補助ウエア「マッスルスーツ」は、テレビや新聞・雑誌で何度か紹介されたこともあって注目度が高く、現物をひと目見ようと多くの人が集まってきた。

3日間で12万8000余人が詰めかけた第34回国際福祉機器展(画像クリックで拡大)