キヤノンは2013年8月21日、コンパクトデジカメ「PowerShot」「IXY」シリーズの新製品計8機種を発表した。スマートフォンとの連携が可能なWi-Fi機能を低価格モデルにも拡充させたうえ、コンパクトデジカメのなかで堅調な伸びを見せる高級コンパクトデジカメのラインアップを充実させた。新機種の詳細は以下の通り。

星空撮影モードを追加した高画質モデル「PowerShot S120」

最新の画像処理エンジンを採用して撮影性能を高めた「PowerShot S120」。失敗しやすい星空を簡単に撮影する機能も備えた
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 2012年10月発売の「PowerShot S110」の後継モデル。ボディーやレンズの設計を一新し、レンズの開放F値を従来のF2.0からF1.8(広角側)に明るくしつつ、本体の厚さを29mmに抑えた。画像処理エンジンは最新のDIGIC 6に変更し、従来よりも高感度画質や連写性能を高めた。動画撮影性能も改善し、60コマ/秒のなめらかな記録や5軸の手ぶれ補正機構を新たに盛り込んだ。

 連写機能は、撮影と現像の処理を並行して行うように改良したことで、フル画素でメモリーカード容量いっぱいまで連続して撮影できるようにした。オートフォーカス固定の場合、12.1枚/秒の高速撮影が可能(6枚目以降は9.4枚/秒となる)。オートフォーカス追従の場合でも、5.5枚/秒の高速撮影ができる。

 新たに「星空モード」も追加した。星空のある夜景を撮影する「星空夜景」、星の日周運動を撮影して合成する「星空軌跡」、星の動きを動画として記録する「星空インターバル動画」の3種類の撮影ができる。いずれも、カメラを三脚に据えてモードを選択するだけで、複雑な設定をすることなく手軽に撮影できる。

 発売は2013年9月中旬の予定で、予想実勢価格は5万円前後。

本体デザインを一新し、シンプルながら高級感のあるボディーに仕上げた。背面の液晶モニターはタッチ操作対応となる
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カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色を用意する
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