グーグルは2013年8月8日、AndroidスマートフォンやAndroidタブレットのある場所を別のパソコンやスマートデバイスから探し出せる「Androidデバイスマネージャー」の提供を開始した。Googleマップの地図上に端末の位置を表示できるほか、遠隔操作で端末の着信音を鳴らしたり、端末のデータを消去して出荷時の状態に戻すことも可能。利用は無料。

 Androidデバイスマネージャーは、Webブラウザーで専用サイト(https://www.google.com/android/devicemanager)にアクセスすることで利用できる。ユーザーのGoogleアカウントにひも付けられているAndroid端末が一覧で表示されるので、探したい端末を選択すれば端末のある場所がGoogleマップ上に表示される仕組み。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスでも利用できる。あらかじめAndroid端末側に特別なアプリを導入しておく必要はない。

 端末が確認できた場合、「着信音」をクリックすることで、端末の着信音を最大音量で5分間流せる(着信音は端末の電源ボタンを押すと止められる)。リモート操作で端末を初期化することも可能だ(事前に端末側でリモートでの初期化を有効にしておく必要がある)。端末の電源が入っていない場合、端末の電源が入ってオンラインになった時点で初期化が開始される。

パソコンなどのブラウザーを利用して「Androidデバイスマネージャー」にアクセスすると、ユーザーのGoogleアカウントにひも付けられているAndroid端末が表示される
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探したい端末を選択すると、Googleマップ上に端末のある場所が表示される。都内で試したところ、誤差はおおむね20m以内とかなり正確だった。「着信音」をクリックすれば端末の着信音を鳴らせるので、家庭内などで場所が分からなくなった場合などに便利
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iPhoneやiPadなどのスマートデバイスからでも利用できる。外出時に紛失に気がついた際も、家族や知人のスマホを借りてその場ですぐに確認できる
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遠隔操作で端末を初期化できるようにしたい場合、事前にAndroid端末側で初期化を有効にしておく必要がある
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「リモートでこの端末を探す」機能は標準で有効になっているので安心だ
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 お盆休みのシーズンを直前に控えたこの時期に、“Android端末を探す”機能の提供が始まったのはうれしい。Androidスマホを旅行や行楽で持ち出す機会が増えるだけに、出かける前に機能を一度試しておくといざという時も安心できるだろう。

(文/磯 修=日経トレンディネット)