三菱自動車は、2012年3月6日(一般公開は3月8日)から18日まで、スイス・ジュネーブのパルエクスポで開催される第82回ジュネーブ国際自動車ショーで、クラストップレベルの低燃費、低CO2性能を実現した新世代の環境対応SUV、新型「アウトランダー」(欧州向け)を世界初披露する。また、家庭内におけるエネルギーを最適に使用した、電気自動車のある暮らしを提案する「MiEV(ミーブ)ハウス」や、欧州市場で販売が好調の「ASX」(日本名「RVR」)のほか欧州で販売している車両など合計13台(プレスデーは8台)を出品する。
欧州向けの新型「アウトランダー」には、新開発の可変動弁機構を採用した4J11型新型MIVECエンジン(2.0L 4気筒 SOHC 16バルブ)と、欧州の厳しい排出ガス規制にも対応する14.9という低圧縮比を実現した、4N14型クリーンディーゼルエンジン(2.2L 4気筒ターボチャージャー付き)を搭載。アイドリングストップ機能「オートストップ&ゴー(AS&G)」、ボディー構造の最適化や高張力鋼板採用などによる車体軽量化、空力性能の改善などにより、4N14型クリーンディーゼルエンジン搭載車(6MT、2WD車)のCO2 排出量(目標値)が130g/km以下という環境性能を実現。エコ運転を支援するシステムを採用することで、実用燃費の向上もサポートするという。
また前方の障害物を検知し、自動ブレーキにより衝突事故を予防する「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」、高速走行のみならず、渋滞時のような極低速走行時でも前車との車間を維持しながらの走行が可能な「レーダークルーズコントロールシステム(ACC)」、走行レーンを逸脱しそうな場合にドライバーに警報で注意を促す「車線逸脱警報システム(LDW)」など、先進安全技術を採用した。
インテリアは、インストルメントパネルの表面にソフトパッド材を採用。光沢のあるブラックパネルと、メッキとシルバーの加飾により上質感を高めた。スイッチなど操作系やディスプレーなどの表示系をそれぞれ、操作性、視認性の良い場所にレイアウトしたという。後席(セカンド、サードシート)は、簡単な操作でシートアレンジすることができ、ワイドでフラットなカーゴスペースを容易に作り出すことが可能。なお、荷物の出し入れに便利な電動テールゲートを採用している。
なお、新型「アウトランダー」は、2012年夏よりロシアで販売を始め、以降、欧州、日本、オセアニア、中国、北米と世界展開を進める。また2012年度中には三菱自動車が独自に新開発している電気自動車派生型のプラグインハイブリッドシステムを搭載したモデルを追加投入する予定だ。
(文/山田真弓=日経トレンディネット)











