パナソニックは2011年1月31日、コンパクトデジカメ「LUMIX」シリーズの新製品9機種を発表した。画像処理エンジンのノイズ低減処理を改良することで高感度画質を向上させ、光学ズームと同等の画質でデジタルズームが可能な超解像ズームの倍率を2倍に高めたのがおもな改良点。売れ筋の高倍率ズームモデルはズーム倍率を高めつつ本体の薄型化を図り、「DMC-SZ7」は光学10倍ズームながら本体の厚さを21mmに抑えた。中上位モデルでは新たにUSB充電に対応し、コンセントがない状態でもパソコンやモバイルバッテリーから充電できるようにした。撮像素子とレンズを2組備え、3D写真と3D動画の撮影に対応したスリムモデルも投入する。実勢価格が2万円以下の低価格モデルも充実させた。新製品の一覧は以下のとおり。

製品名 特徴 発売日 予想実勢価格
DMC-TZ30 薄型高倍率ズーム 2012年3月8日 4万円前後
DMC-SZ7 薄型高倍率ズーム 2012年2月16日 3万円前後
DMC-FX80 スリムコンパクト 2012年2月16日 2万5000円前後
DMC-FT4 タフネスモデル 2012年3月8日 4万5000円前後
DMC-FT20 タフネスモデル 2012年2月16日 2万5000円前後
DMC-3D1 3D撮影モデル 2012年2月16日 5万円前後
DMC-FH8 低価格モデル 2012年2月16日 2万円前後
DMC-FH6 低価格モデル 2012年2月16日 1万7000円前後
DMC-S2 低価格モデル 2012年2月16日 1万4000円前後

ズーム倍率を高めつつボディーを薄型化した「LUMIX DMC-TZ30」

光学20倍ズームレンズを搭載した「LUMIX DMC-TZ30」。従来モデルからズーム倍率を高めつつ、ボディーの薄型化を図った
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 2011年2月発売の薄型高倍率ズーム機「LUMIX DMC-TZ20」の後継モデル。レンズのズーム倍率を従来の16倍から20倍に高めつつ、本体を28.2mmに薄型化した(TZ20は33.4mm)。超解像ズーム機能を有効にすると、40倍相当のズームが可能。撮像素子は1/2.33型の有効1410万画素MOSセンサーで、従来よりも高感度撮影時の画質を高めている。GPS機能は、外出前にパソコンと接続してアシストデータを転送することで、測位にかかる時間を短縮。新たに、撮影した場所の地図を背面の液晶モニター上に表示する機能も追加した。本体サイズは104.9(W)×58.9(H)×28.2(D)mm、重さは206g(メモリーカード、バッテリー含む)。カラーバリエーションはブラック、レッド 、ホワイトの3色。

厚さ21mmの光学10倍ズームモデル「LUMIX DMC-SZ7」

光学10倍ズームレンズを搭載しながら、厚さを21mmに抑えた「LUMIX DMC-SZ7」
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 今回から加わった新シリーズ。35mm判換算で25〜250mm相当の光学10倍ズームレンズを搭載しながら、厚さを21mmに抑えたのが特徴。超解像ズーム機能を有効にすれば、20倍相当のズームが可能。撮像素子は高感度タイプのMOSセンサーで、高感度画質を高めた。望遠撮影性能を重視したいが、20倍ズームのDMC-TZ30は大きく重い、と感じる女性層に訴求する。本体サイズは99(W)×59.4(H)×21(D)mm、重さは133g(メモリーカード、バッテリー含む)。カラーバリエーションはブラック、ピンク、ブラウン、ホワイトの4色。

撮影した人物に対して美しいメイクができる「LUMIX DMC-FX80」

タッチパネル液晶を備えた女性向けのスリムモデル「LUMIX DMC-FX80」。撮影した人物写真に対してメイクを施す「ビューティーレタッチ」機能を強化した
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 3型のタッチパネル液晶を備えた女性向けのスリムモデル。2011年2月発売の「DMC-FX77」の後継。撮影した人物の写真に対してアイシャドウやチークなどのメイク処理を施す「ビューティーレタッチ」機能を強化し、メイクのパターンを選ぶだけでワンタッチで処理できるようにした。レンズは35mm判換算で24〜120mm相当の光学5倍ズームで、超解像ズームを利用すると10倍相当のズームが可能。本体サイズは96.3(W)×56(H)×19.4(D)mm、重さは131g(メモリーカード、バッテリー含む)。カラーバリエーションはアーバンブラック、ロイヤルゴールド、キャンディーピンク、アイリスバイオレット、キャンドルホワイトの5色。