日本ヒューレット・パッカードの年末商戦向けプリンターが登場。複合機としては画期的な薄型ボディーの「ENVY110」が注目だ
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 日本ヒューレット・パッカードは2011年9月21日、インクジェット複合機の新製品「ENVY110」など3機種を発表した。インターネットやスマートフォンとの連携機能を強化し、パソコン以外からのプリント機能を充実させた。新たにボディーカラーを白色に変更し、女性層の獲得も図る。

 新製品のラインアップや直販価格は以下の通り。

■新製品のラインアップ
製品名 直販価格 発売日
HP ENVY110 2万9820円 2011年11月1日
HP Photosmart 6510 1万9950円 2011年11月1日
HP Photosmart 5510 1万2180円 2011年10月14日

 各製品とも、インターネットや無線LANを利用したプリント機能を備えるのが特徴。プリンターに割り当てられたメールアドレスにメールを送信すると本文や添付ファイルをプリントできる「HP ePrint」、iPhoneやiPadから無線LAN経由でプリントする「AirPrint」、AndroidやiPhoneのアプリ経由でプリントやスキャンができる「HP ePrint Home & Biz」、グーグルが提供する「Google Cloud Print」の4種類だ。自宅のパソコン以外からでもプリントできるメリットを訴求する。

 主力として位置付けられている製品が「ENVY110」だ。厚さは約10cmと複合機としては圧倒的にスリムに抑えつつ、自動両面印刷機能や用紙カセットを内蔵して使い勝手を高めた。液晶パネルは3.45型の大型タイプで、タッチパネルにより直感的に操作できるようにした。「ぐるなび」などの独自アプリを導入することで、さまざまなコンテンツを直接インターネットから入手してプリントする機能も備える。

▼HP ENVY110
トレンドの白色ボディーに一新した薄型の高性能モデル「ENVY110」。薄型ボディーながら、用紙カセットや自動両面印刷機能も備える
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液晶パネルは3.45型と大きく、表示は精細だ。タッチパネル式になっており、画面タッチで簡単に操作できる。上に並ぶのが、各種コンテンツを手軽にプリントするためのアプリだ
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▼HP Photosmart 6510
2万円を切る売れ筋モデル「HP Photosmart 6510」。ENVY110と比べて利用できるアプリの種類が限られるが、それ以外のインターネット関連の機能はほぼ同等だ
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液晶パネルは3.45型の大型タッチパネル式を採用する。年賀状印刷に便利な自動両面印刷機能も備える
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▼HP Photosmart 5510
インターネット関連の機能を備えながら、価格を抑えたエントリーモデル「HP Photosmart 5510」。液晶パネルは2.36型と小さいが、タッチ式を採用
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給紙はカセット式ではなくトレイ式となるが、使わない時は折りたたんで本体に収納できる
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 各社のインクジェット複合機は、無線LAN経由で家庭内のどこからでもプリントできることを訴求している。日本ヒューレット・パッカードの新製品は、インターネットへの接続機能も備えることで、外出先からでも自在にプリントできるようにしたのがポイントだ。インターネットやスマートフォンとの連携をアピールし、知名度で勝る競合メーカーを追撃する。

(文/磯 修=日経トレンディネット)