マスタリングに使われるK2HDプロセッサー。これを使うと従来はCDに入れられなかった20kHz以上の音も音楽情報として収録できる(画像クリックで拡大)

 ビクターエンタテインメントが、高音質・高品位のCD「K2HD MASTERING+HQCD」を2011年7月20日に発売する。高音質化したマスター音源を、高品質のCD素材にパッケージできるようにした。音楽愛好者向けなどに販売して音楽CDの新たな需要を掘り起こす。

 アナログ盤のようなやわらかな空気感や音の艶などが表現できるのが特徴で、一般のCDプレーヤーで再生できる。第一弾としてまず、ボビー・コールドウェルの「イヴニンング・スキャンダル+1」、ザ・ヤードバーズの「ロジャー・ジ・エンジニア+2」など洋楽10タイトルを発売する。価格は1枚2800円からで、今後邦楽も含めた幅広いジャンルのCDを発売する。

 同社は2009年、メモリーテックと共同開発した技術を使ったガラス素材のCDも発売したが1枚18万円と高価だった。こうした技術をベースに汎用性の高い新たな高音質CDを発売して、広く聴いてもらえるようにする。

▼7月20日の発売タイトル
ボビー・コールドウェル イヴニング・スキャンダル+1 2800円
シャカタク ナイト・バーズ+1 2800円
ポール・バターフィールズ・
ベター・デイズ
ライヴ・アット・ウィンターランド 2800円
ボビー・チャールズ ボビー・チャールズ+4 2800円
トッド・ラングレン サムホエア/エニホエア?~幻の未発表音源集 2800円
サムシング/エニシング?(ハロー・イッツ・ミー) 3500円
スモール・フェイセス オグデンズ・ナット・ゴーン・フレイク+12 2800円
ザ・ヤードバーズ ファイヴ・ライヴ・ヤードバーズ+10 2800円
ロジャー・ジ・エンジニア+2 2800円
カーティス・メイフィールド スーパーフライ+11 2800円

(文/吾妻拓=日経トレンディネット)