NTT東日本が11月25日に発売する家庭向けタブレット端末「光iフレーム」(画像クリックで拡大)

 NTT東日本は2010年11月17日、米グーグルの携帯情報端末向けプラットフォーム「Android」を採用したタブレット端末「光iフレーム」を11月25日に発売すると発表した。同社の「フレッツ光」の契約者向けに販売する。価格は2万4150円。月額315円のレンタルサービスもある。販売目標台数は100万台で、早期に10万世帯の加入を目指す。

 光iフレームは、天気やニュース、電子チラシ、レシピなどの生活情報を家庭内で閲覧するための端末だ。デジタルフォトフレームとしても使える。光iフレーム向けにアプリを配信する「フレッツ・マーケット」も同時に立ち上げる。アプリの価格は数百円からの見込みで、無料のものある。11月下旬までに35アプリ、来年3月までに50アプリを準備する予定だ。

 同社の取締役でコンシューマ事業推進本部ブロードバンドサービス部長の井上福造氏は、「ネットスーパーや自治体、地域コミュニティーなどの情報の発信者と、情報を受け取る利用者を結びつけるサービス。地域密着型のサービスを提供してきた我々の強みが活かせる」とコンセプトを説明。昨年12月から実施してきたフィールドトライアルの結果から、ターゲットをパソコンを利用していない主婦やシニア層に設定し、端末の使いやすさにも配慮したという。

 同社は、2001年からファクシミリなどの通信機器向けに生活情報を発信する「Lモード」を提供してきたが、加入者が伸び悩み、今年3月にサービスを終了した。光iフレームとフレッツ・マーケットは、Lモードの後継のサービスとも言える。井上氏は、「狙いはLモードと同じだが、技術やサービスの進化で、よりニーズに応えられるサービスになっている」と自信を見せた。現在のタブレット端末市場については、「百花繚乱。さまざまな端末が市場に溢れている。光iフレームは、情報の窓口として家の中で家族が使うホームエージェントのような端末を目指している。地域密着型のサービスやアプリで他社との違いを打ち出したい」と語った。

静電容量式の「WDPF-701ME」。内蔵メモリーは2GB。サイズは199(W)×121(D)×18(H)mm、重さは約430g(画像クリックで拡大)

SDメモリーカードスロット、USBポートなどを備える(画像クリックで拡大)