ポルシェ911スポーツクラシック。世界で250台、日本で12台の限定生産モデル(画像クリックで拡大)

 ポルシェ ジャパンは、世界で250台の限定生産モデル「911スポーツクラシック」を、2009年9月17日から開催のフランクフルト・モーターショーで世界初公開する。日本国内での販売は12台限定で09年9月30日から受注を開始、左ハンドル仕様で車両本体価格は2740万円。

 911スポーツクラシックは後輪駆動の「カレラS」がベースで、リアのフェンダーが44mmワイドになり、トレッドもワイド化されている。外観では新開発のダブルバブルルーフが特徴で、ルーフ中央部分を低くして空気抵抗を低減する狙いのデザインだ。

 さらに独特のリップスポイラーを備えた迫力あるスポーツデザインのフロントエンドと、伝説的モデル73年型「カレラRS 2.7」のダックテールをイメージした固定式リアスポイラーを備え、特徴的なエクステリアを作り出した。ボディカラーは専用のスポーツクラシックグレーだ。

73年型「カレラRS 2.7」をイメージさせるリアスポイラーや、44mm広げられたリアフェンダーが迫力(画像クリックで拡大)

特徴的なダブルバブルルーフは、乗員の頭上空間を確保しながらルーフ中央部を低めて空気抵抗の低減を狙ったもの(画像クリックで拡大)

 エンジンはガソリン直噴方式の3.8L水平対向6気筒で、6枚の負圧制御式スイッチングフラップを備えた新開発のレゾナンスインテークマニホールドを採用。最高出力は通常のカレラSよりも23PS大きい408PSを発生し、卓越したパフォーマンスを発揮する。トランスミッションは6速MTだけの設定だ。

 他にもポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)をはじめ、車高を20mm低めたPASMスポーツシャシー、リミテッド・スリップ・デフ、各スポークの両サイドをブラックペイントした19インチホイールなど、走行性能を高める装備を採用している。

 インテリアには、帯状のスムースレザーと編み糸で作られたウーブンレザーを採用。ライトグレーのパイピングと共に、新開発のアダプティブスポーツシートのシートセンターやドアパネルに使用している。ダッシュボードはエスプレッソカラーのナチュラルレザー仕上げだ。

シートセンターとドアパネルには新素材のウーブンレザー、ダッシュボードはエスプレッソカラーのナチュラルレザーを採用(画像クリックで拡大)