レクサスHS250h(画像クリックで拡大)

 レクサスの新型ハイブリッド専用車「HS250h」は、2.4Lエンジンを積むFFの4ドアセダンで、10-15モード燃費は23km/L。新型プリウスの35.5~38km/Lと比べると、ハイブリッドというイメージに反してあまり燃費が良くないと感じるかもしれない。

 だが新型プリウスは、2.4Lクラスの動力性能を実現しているが、ボディーサイズではHS250hのワンクラス以下だ。HS250hは全長4700×全幅1785×全高1505mmで、車両重量は1640kg。プリウスは4460×1745×1490mmで、車両重量も1310~1350kgと、HS250hとは約300kgの差がある。重さは燃費に大きく影響するから、同じ土俵で評価するのは無理がある。

 プリウスは、車体サイズが同じクラスのトヨタ「オーリス」などと比較して、2倍の燃費達成を目標に開発された。HS250hも基本条件は同じで、同クラスのプレミアムセダン燃費の2倍を目標にしている。競合モデルのメルセデス・ベンツやBMW、アウディもそうだが、プレミアムセダンは標準装備が普及モデルよりも充実しているために、車重では不利な状況だ。

 10-15モード燃費を公表しているプレミアムセダンで比べると、同じレクサスでやや小さいボディーに2.5Lエンジンを搭載する「IS250」が11.8km/Lだから、ほぼ目標を達成している。トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」と比較しても、1L FF CVT車の22km/Lを超える優秀な値だ。