「iPhone 3G S」(画像クリックで拡大)

 米アップルは2009年6月8日(米国時間)、処理速度を従来モデルから大幅に高速化した新型「iPhone 3G S」を発表した。「S」はスピードの意味。動画撮影に対応した300万画素オートフォーカスカメラやハンズフリーボイスコントロール機能などを新たに搭載した。日本国内では、ソフトバンクモバイルが6月26日に発売する。

 Webページの表示やアプリケーション起動を高速化したほか、OpenGL ES 2.0標準の採用で高品質な3Dグラフィックスを使ったアプリケーションが利用可能になった。通信速度は7.2MbpsのHSDPAをサポートした。バッテリー寿命もより長くなり、最大12時間の通話、最大277時間の待ち受けが可能。

 オートフォーカスカメラは、画面に触れて目的物を選ぶことで自動的にピントと露出を再調節する「タップ・トゥ・フォーカス」機能を搭載。マクロ撮影にも対応した。撮影した動画は、iPhone上でトリミングなどの編集・操作ができる。メモリー容量は16GBと32GBの2タイプ。いずれも本体色「ブラック」「ホワイト」の2色展開。

 ソフトウエアは最新の「iPhone OS 3.0」を搭載。カット&ペーストやコピー&ペースト操作が可能になった。また、置き忘れた場合でも地図上に所在地を表示する「Find My iPhone」機能を、オプションサービスの「Mobile Me」との連動で利用できる。このほかMMSへの対応など100以上の新機能を搭載した。

 「iPhone OS 3.0」は既存のiPhone 3G/iPod touchユーザーも利用可能で、6月17日からiTunes経由でアップデートを提供開始する。iPhone3Gユーザーは無料。iPod touchユーザーは有料アップデートなる。

 新スーパーボーナス(24回分割払い)での実質負担額は、16GBモデルが月額960円(計2万3040円)、32GBモデルが同1440円(計3万4560円)。ソフトバンクモバイルが展開中の「iPhone for everybody」キャンペーンの適用も可能で、「2年契約(キャンペーン)」に加入すると16GBモデルが同480円(計1万1520円)、32GBモデルが同960円(計2万3040円)で購入できる。

 なお、ソフトバンクモバイルによると、iPhone経由でパソコンをインターネット接続する「インターネットテザリング」機能は、日本では利用できないという。(文/鴨沢浅葱=Infostand)

■関連情報
・製品情報 http://www.apple.com/jp/iphone/iphone-3g-s/
・アップルのWebサイト http://www.apple.com/jp/
・ソフトバンクモバイルのWebサイト http://www.softbank.jp/