電通は2009年5月21日、連結子会社のサイバー・コミュニケーションズ(CCI)を完全子会社化するための株式交換契約を結んだ。効力発生日は7月31日。東証マザーズ上場のCCI株は7月24日に最終売買、同27日に上場廃止となる。

 電通は今年2月2日から3月16日までCCI株に対する友好的公開買付(TOB)を実施。すでに全発行株式の86.05株を保有済み。TOBからの当初予定通り、株式交換で100%子会社にする。株式交換では、CCIの普通株式1株に対し、電通の普通株式23.62株を割り当て交付する。

 CCIは電通とソフトバンクの合弁で1996年に設立。インターネット広告を手がけるメディアレップ(代理店)事業を展開し、メディアと広告主を結び付けてきた。電通グループもインターネットを中心とするデジタル事業領域を重視。メディアレップは広告業界などからの参入で競争も激しくなると予想している。

 完全子会社化によって、デジタル事業領域の体制再編を円滑・迅速に実行し、中長期的視点から競争力を高めるとしている。(文/平城奈緒里=Infostand)

■関連情報
・電通のWebサイト http://www.dentsu.co.jp/
・サイバー・コミュニケーションズのWebサイト http://www.cci.co.jp/