博報堂DYホールディングスが2009年2月9日発表した2008年4月−12月期(2009年3月期第3四半期)の連結業績は、純利益が前年同期の124億円から100%減の500万円となった。あわせて、3月期の連結業績予想を下方修正し、純利益を従来予想の42億円から前期比77%減の23億円に引き下げた。

 第3四半期売上高は前年同期比3.8%減の7756億3900万円、営業利益は同52.8%減の95億7900万円。投資有価証券評価損を59億100万円計上したことや、連結子会社の繰延税金資産の一部取り崩しも影響。累計の四半期純利益は大幅な減益となり、かろうじて黒字に踏みとどまった。

 また、3月期通期連結業績予想は、売上高を今年1月6日発表の前回予想から378億円下方修正して1兆0430億円(前期比6.8%減)に、営業利益を30億円下方修正して135億円(同46.0%減)とした。

 世界的な経済環境の悪化が、昨年秋以降、日本の広告市場にも大きな影響を与え、日経広告研究所によると2008年度の国内広告費が前年度比9.7%減と予想されている。博報堂DYは売上高総利益率は原価管理の徹底などでほぼ計画通りで、販管費など削減も進んでいるとしているが、足もとの売上高減少が響いた。(文/平城奈緒里=Infostand)

■関連情報
・博報堂DYホールディングスのWebサイト http://www.hakuhodody-holdings.co.jp/