産業能率大学が、企業経営者515人に今年最も経営手腕が優れていたと思う社長をアンケート調査したところ、ファーストリテイリングの柳井正社長が84票を集めてトップとなった。業績不振の企業が多い中、衣料品店「ユニクロ」が好調なことや、社長への再就任後に業績を回復させた手腕などが高く評価された。

 2位はソフトバンクの孫正義社長(33票)で、斬新なアイデアで消費者の目を引きつける手腕などが高く評価された。続いて、社名変更を決断したパナソニックの大坪文雄社長(27票)、F1撤退を決めた本田技研工業の福井威夫社長(18票)、コスト削減意識の高さが評価された日本航空の西松遙社長(17票)などが挙がった。

 併せて2008年のビジネスに関するキーワードを尋ねたところ、「サブプライム」がトップとなった。「金融危機の直接の原因」「歴史的な金融危機の発端として象徴的」などの理由が挙がった。以下「原油価格高騰/下落」「リーマンショック」「世界同時不況」と続いた。

 調査は12月5―9日、従業員数10人以上の企業の経営者を対象にインターネット上で実施した。性別は男性が9割強で、年齢は40―50歳代が約7割。業種は製造業、サービス業、卸売り/小売業などの順で多かった。

■関連情報
・産業能率大学のWebサイト http://www.sanno.ac.jp/